殺虫効果良好
ある日の事です。女性スタッフが「ヒ~!気持ち悪い~。何とかして。」
と私のもとにやって来ました。
施設玄関横のレッドロビンに毛虫がいっぱい居るのです。
その毛虫はマイマイガ。次の写真の奴です。
退治する様に事務長から言われて10日位忘れていたのでこんなに大きく育ってしまいました。
葉っぱは食い荒らされてしまってひどい状態に。
そこでベニカSを散布したところ、マイマイガがボトボトと落ちる結果に大満足。気分爽快でしたので報告します。
ベニカS散布方法
今回なぜベニカSを選んだのかというと、パッケージに思いっきり「ケムシ退治」と書かれていたからです。
他にも似たような製品はいくつかあるのですが、これだけ大きく「カケムシ退治」と書かれていれば使用目的に一目瞭然で合致しますね。
ラベルを剥がすと使用方法などが詳しく書かれていますので確認してから使うと良いと思います。
今回はレッドロビンに散布するので200倍溶液を作って散布しました。野菜や果物など食べるものに散布する場合は残留などに気を付けてください。
今回は食べ物ではないので気にせず散布しました。
200倍溶液を作る方法
例えば水1リットルに対してベニカSを5㏄入れれば200倍溶液となります。
ちょうど小型のシリンジ(注射器)があったので5cc吸って投入しました。
私の噴霧器は4リットル入るので、4リットル分の溶液を作りました。薬剤は全部で20cc投入です。
乳剤というだけあって白い牛乳みたいな色をしています。200倍に薄めても結構白いですね。
蓋をしてから良く振って混ぜて、蓄圧式噴霧器のポンプを煽って内圧を高めてから噴霧開始です。
シュー!
マスクや手袋を装着してから噴霧しましょう。
目の前に見えるマイマイガには直接ぶっかけてやりました。
日中は日差しを避けて葉っぱの裏側に居る事も多いので、裏側にもかかる様に下からも噴霧すると良いでしょう。
一回りしてから見てみると、枝の先で身をよじっているマイマイガを発見。効いてきた様子です。
更にしばらくして様子を見ているとボタボタ落ち始めました。
地面の下には無数のマイマイガが落ちています。
いったい何匹居たんでしょう?とにかくもの凄い数です。これが全部蛾になっていたらと思うとゾッとしますね。早目の退治がおススメです。
葉っぱの裏や枝の先で頑張っているマイマイガも居ましたが、翌日になって見てみると全滅していました。
マイマイガ退治まとめ
マイマイガはじめケムシは早目の退治が良いかと思います。
・今回使ったのはベニカS乳剤。良く効きました。ボタボタ落ちます。
・水1リットルに対して5㏄のベニカSを投入して200倍溶液を作って散布。4リットルなら20㏄で200倍。
今回使ったベニカS乳剤100mlはこちら。
広範囲にわたる場合は300mlがおススメです。
蓄圧式噴霧器はこちらが良いでしょう。4リットルタイプです。
シリンジ(注射器)もあると計量に便利です。
ベニカSはパッケージにケムシ退治と書いてあるだけあって効果てきめんでした。