機械物全般に高潤滑

遅ればせながらベルハンマーを購入しましたので早速オフロードレース用に作ったスーパーディオに使ってみたところ良好でしたので報告します。

こちらがベルハンマースプレーとグリスです。

フロントホイールのベアリング

まず最初に使ってみたのがフロントホイールのベアリングです。

ベアリングにはスプレー式のベルハンマーを吹いてみました。浸透性が良いのでこのまましばらく置いてから組付けました。

ただ、ブレーキに付いてしまうといけません。

もの凄く滑りが良いのでブレーキが利かなくなってしまいます。もしも付いてしまったらパーツクリーナーで綺麗に拭きとりましょう。

ブレーキシューの付け根などにグリースタイプのベルハンマーを少量塗りました。ブレーキの動きが良くなります。

あと、メーターギヤにも少量。歯車にスプレーしておきました。

グリースを棒の先に付けて塗っても良いですね。

アクスルシャフトに塗布

アクスルシャフトは古いグリスを拭き取ってから少量のベルハンマーを塗りました。

何と、長年放置車両だったのでドライブシャフトがサビていたのです。これで動きがスムーズになるでしょう。

ベルハンマーを薄く延ばしてからホイールを装着しました。高価なグリスなので塗り過ぎて無駄にしない様にしないとね。

アクスルシャフトを締め付けてからホイールを空回しをしてみました。ヒャー良く回る。

ツルツルスベスベ!このまま止まらないんじゃないかって位良く回ります。抵抗がかなり減ったみたいですね。

ブレーキ等の可動部にも吹き付け

例えばバイクのブレーキレバーやワイヤーとか、ドライブチェーン等に吹き付けるとかなりの効果があります。

スクーターなので左右のブレーキレバーとワイヤーに吹いてみました。

左は後輪ブレーキになります。ジューッと一吹きしてからレバーを握ってみると今までとは全然違う滑らかさになっています。

ツルツルスベスベです。

サイドスタンドにも使ってみました。収納がとてもスムーズです。

メインスタンドは外しちゃっていますが、付いているバイクなら効果ありだと思います。

ベルハンマーまとめ

動きが悪い所にベルハンマーを塗ると、驚くほどツルツルスベスベになります。今まで使っていなかったのが残念に思えるほどの効果です。

ベアリングやワイヤーやレバーなど、金属同士が触れ合う場所に効果的です。

アクスルシャフトにはグリースタイプがおススメです。

50のスクーターなどパワーが少ないバイクは少しでもフリクションロスを少なくしたいですね。

ちなみにギヤボックスにはスーパーゾイルの4スト用エンジンオイルを入れてフリクションロスを図っていますが、ここにベルハンマーの原液を少量添加すれば更なるフリクションロスになるはずです。

ギヤ付きバイクだったらドライブチェーンに吹き付ければかなりのフリクションロスになるでしょう。次はギヤ付きバイクで実験してみようっと。

ベルハンマーはシールを傷めないタイプなのでシールチェーンにも使えます。

今回使った商品はこちらです。

LSベルハンマー 普通タイプでも充分な効果が得られますが、余裕があったらゴールドをどうぞ。

グリースはこちらです。No2の粘度が丁度良いと思います。

住宅の玄関ドアにベルハンマーを吹いたら軽くなりました。