家庭菜園に最適

今まで手作業で行っていた農作業。今年の春に家族みんなでネギを植えたのですが、クワで畝を作って2000本のネギを植えたのでかなり疲れました。

これから土寄せがあるし、どうしようかな?と思っていたところ何と!息子が耕運機を買うと言い出したのです。「金は俺が出すから良いやつを買って。」というのです。

息子も疲れた様ですし腰も痛いので「文明の利器」に頼ろうと決心したようです。

MMR600ARNNを選択

最近の耕運機はデザインも良いですね(笑)

MMR600A 三菱農機販売ホームページより

前々からエイリアンVSプレデターに出てくるエイリアンの頭の様な形をしていて気になっていたのが三菱のMMR600Aという耕運機。

正確にはMMR600ARNNという型番で、正逆転ロータリーに本格的なナタ爪が装備されている機種になります。

選択した理由は次の通りです。

・馬力は6.3馬力 やっぱりこの位は欲しいです。

・正逆転ロータリー 固い土で耕運機が飛び出してしまう「ダッシング」が少ないです。

・本格ナタ爪装備 固い土にも強いです。

・追加装備無しで畝立て可能 最近のはみんな出来るのかな?

・デザイン やっぱり所有するならデザインの良い物の方が良いですね。

・予算上限25万円 (実購入価格225,000円)決して安い買い物ではないです。

以上の理由からMMR600ARNNを選択し、近くのJA機械化センターへ行きました。

以前から知り合いの方が農機の課長をしているため、希望を話すと「現車あるよ!」との事。丁度三菱の担当者さんも居合わせてその場で契約となりました。

初運転はネギの土寄せ

納車の日、私は仕事で行かれなかったので息子が軽トラで連れに行って説明を聞いてきました。

そして、本日初作業となりました。ピッカピカの新車です。

三菱MMR600ARNN

エンジン始動方法

昔の耕運機しか知らない自分にとって進化を感じる部分と、昔っから変わらないなあ。と思う部分がありました。

1・スイッチON このスイッチを引っ張り上げて右に回すとON。上から押すとOFFです。最近のスイッチはこうなんですね。

2・燃料コック この辺りは全然変わってないですね。

3・チョーク これも変わってない。キャブレターである限り燃料コックとチョークは変わらないでしょう。

真ん中の灰色のレバーがチョークレバーです。

4・リコイルスターター やたらか軽くて驚きです。真ん中のひもを引っ張りますが、手元まで来ていて便利です。

その昔は一回毎ひもを自分で巻いて引っ張っていました。私はそんな古い時代の耕運機を知っています。

一発でエンジンがかかります。新車だから当然か。チョークを戻してしばらくエンジンを暖めてから作業開始です。

このローラーを一番下まで下ろすだけで畝立(土寄せ)が出来てしまいます。

ギヤは移動だけの場合は1か2を使います。耕うんする時は「耕す」にします。簡単です。

ハンドルのクラッチを握るとゆっくり前進しながら耕うんが始まります。ヤバイと思ったら手を離せば停止します。安全性は進化していますね。

耕運幅は55cmです。きれいに土寄せが出来ていますが、ネギの幅がちょっと広かったので土が届いていません。

後でクワを使って寄せましたが、自分で耕しながら寄せる事を考えると労力は5分の1以下です。アッという間に作業が終わってしまいました。

来年はもう少し狭くして、一発で土寄せ出来る様にしようと思います。

作業後のメンテナンス

新車という事もありますが、使った後はきれいに洗って保管しましょう。

土が付いたままだと錆が発生しやすくなります。ロータリーに絡んだ物を取り除いておきましょう。

三菱耕運機まとめ

やはり「文明の利器」耕運機の力は大きかったです。クワや三又を使って自力で耕しながら作業するなんて今更出来ません。

エンジンの始動が楽になっていますし、安全性も進化しています。

アタッチメント無しでも畝立や土寄せが出来るのは良いですね。もちろん専用のアタッチメントもありますので必要に応じて購入できます。

小型耕運機。気になっている方はチェックしてみてください。

※AmazonではMMR600Aの取り扱いはありませんでした。