林道の走破力アップ
山の上に「白くて四角い大きな板」があるのを見た事ありませんか?これがそうです。電波の反射板。
以前から「どうなっているんんだろう?行ってみたいなあ」と思っていた山の上の電波反射板。どうやったら行けるのだろう?と航空写真を見てはルートらしきものを探していました。
反射板まで通じていそうな林道を発見!仲間を募ってオフロードバイクで出かけました。
倒木との戦い
麓の集落から出発。しばらく行くと案の定「倒木」です。
丸太越えをするのは難しいし下を潜るには低すぎる。こんな時活躍するのが充電式チェーンソーです。
バックパックに入るコンパクトさ
仲間のW君がバックパックに忍ばせていたRYOBIの充電式チェーンソーの登場です。
徐ろにバックパックから取り出して「こんな事もあろうかと、今日は持って来たよ」と組み立てを始めました。
刃(チェーン)を取り外してしまえばとてもコンパクトになるのです。しかも、バッテリー式だから燃料が漏れる事もありません。
強いて言えばチェーンオイルが若干出るかもしれませんが、ビニール袋に入れておけば大丈夫なレベルなのです。
軽量だから背負ったまま走っていてもそれほど気にならないと言っていました。
必要にして充分な性能
直径30cmまで切断可能と書いてありましたし、切り方を工夫すればもう少し太くても大丈夫です。
ただ、本体が軽いので少し上から押してあげないと切れ込みません。この辺はエンジンチェーンソーとは違いました。
この日は7本の倒木に出くわして切断しましたし、枝払いも行いましたがバッテリーはまだまだ余裕がありました。
充電式チェーンソーのメリット
・とても静か
大きな音がしないのが良いですね。家で使っても近所に気を使うことはありません。
・軽い
とにかく軽いから持ち運びに便利です。こんな姿勢でも楽に枝を払えます。
・排気ガスが出ない
エンジンチェーンソーといえば爆音とともに排出される白煙と臭い排気ガス。これが無いのはこんなに快適なものか!と思います。
・混合燃料が必要ない
面倒臭い混合燃料の作成が要りません。給油でガソリンをこぼす心配がないから快適です。
デメリットは次の通りです。
・切れ味がイマイチ
軽いのは良いですが、少し押さえないと切れ込んで行きませんでした。まあ、しっかり目立てを行えば大丈夫だと思います。
・速度が遅い
チェーンの速度が遅いので、エンジンチェーンソーと比べると切断までに時間がかかります。
・バッテリーが高価
予備のバッテリーを持ちたいですが結構なお値段がします。でも、最近はガソリンが馬鹿みたいに高いのでバッテリーの方が最終的には安いのかもしれません。
メリットとデメリットを比べると、明らかにメリットの方が大きいと感じます。
これからは電動の時代なのです。車もバイクもチェーンソーも草刈機も(笑)
この日、私は手ノコギリでした。
林道ツーリングに行くなら手ノコギリは必需品ですね。余裕があれば充電式チェーンソーをどうぞ。