初心者からプロのサブ機まで

庭の木が大きくなって困っていませんか?その度プロに頼むと費用もバカになりません。私の友人は、直径20cmの木数本を倒してもらうのに5万円かかる!?と業者に言われたそうで相談にやってきました。

5万円あれば軽量コンパクトなエンジンチェーンソーを買ってもお釣りがきます。(価格は2万円後半です。)

そこで、最近私が購入して快適に使っているチェーンソーを紹介して、使い方のポイントをレクチャーしてあげたのでした。

このページでは、私が愛用していて友人にも勧めた軽量コンパクトなエンジンチェーンソー「ECOH-ECS300T」の開封の儀からエンジンの始動、実際に近所の家の畑に生えてしまった木を伐採する様子までを紹介します。

自分のチェーンソーが欲しいけど、どうしようかな?とか、サブ機が欲しいなあと迷っている方の参考になれば幸いです。

チェンソー ECS300T
ECHO

ちなみに私、若い頃は林業会社でアルバイトをしていました。冬場は椎茸の原木切りと運び出しが主な仕事でしたが、その頃のチェーンソーに比べると、軽量コンパクトでとても扱いやす、振動も少ないしエンジンもすぐにかかるし快適ですね。

開封の儀

しばらく前に購入した物なのですが、開封時の写真を撮ってありましたのでご覧ください。箱から出した直後の新品の様子です。

ピッカピカです。発泡スチロールを使わず収納されていたのは好感が持てますね。

付属品はご覧の通りです。

1・チェーンソー本体

2・工具

3・目立て用棒ヤスリ

4・棒ヤスリ用持ち手(黒いゴムパイプ)

5・取り扱い説明書

失くさない様にしましょう。

エンジン始動

チェーンソー本体の他に以下の物が必要です。購入してください。

1・混合燃料50:1 ガソリン50に対して2サイクルエンジンオイル1を混ぜた燃料です。作り方はこのサイトの中で詳しく紹介していますのでリンクを貼っておきます。

2・チェーンオイル ソーチェーンには常にオイルを供給していないといけません。粘り気のある独特なオイルを使います。

給油の方法

まずは混合燃料を給油口から注ぎます。オレンジのキャップが燃料用です。

チェーンオイルは黒いキャップです。

燃料を送る

混合燃料とチェーンオイルを入れたら、ハンドルの後ろに付いている透明なドーム(プライマリーポンプ)を数回押して燃料を送ります。

ポンプの中に燃料が流れ込んでくるのが見えますので、流れ込んできたらもう一回押してキャブレターまでしっかり燃料を回します。心配だったらもう一回押してみてください。押し過ぎて余分になった燃料はタンクに戻るだけなので心配ありません。

チェークを引く

一般的には「チョークを引く」と表現しますがこのマシンの場合はチェークレバーを上げます。ハンドル後ろ右側に付いているオレンジのレバーです。

※夏場だったらチェークを引かなくてもエンジンの始動が出来る場合がありますが、気温が低い冬場はチェークを引かないとエンジンの始動はできません。

スイッチON

ハンドル前方にあるスイッチを前にズラしてスイッチをONにします。

STOPの表示が見えている状態がONになっている状態です。エンジン停止をする時はスイッチをSTOP側にズラせばOKです。

スターターを引く

ここまで来たらエンジン始動の準備は整いました。スターターを持って軽く引っ張ってみましょう。

スターター自体はバネの力を利用して軽く引ける様になっています。

2回ほど引いてエンジンの始動が出来なければ一旦チョークレバーを下げてください。そのまま何度も何度も引き続けると濃い燃料が送り込まれ過ぎてしまって点火プラグがビショビショに濡れてしまい、かえって始動が困難になってしまいます。この状態を「カブった」とか「カブっちまった」と表現します。

チョークレバーを戻してもう一回スターターを引いて下さい。

私のマシンはチョーク2回、戻して1回の3回目のスターターでエンジンの始動が出来ました。

カブった時の対処法

もしもカブってしまった時の対処法ですが、付属の工具を使って点火プラグを外し、数回スターターを引いてエンジンに送り込まれた濃い目のガスを出してしまいます。点火プラグの電極がビショビショになっているはずですのでウエスで拭き取って乾燥させましょう。更に、ライターで炙ってから戻してあげると始動しやすくなります。

ブレーキの解除

無事にエンジンの始動が出来たらブレーキを解除してみましょう。

ハンドルの前に付いている平べったい板状の物がブレーキです。これをハンドル側に強く引っ張ると「カチッ」と音がしてブレーキが外れた状態になり、アクセルを開けるとチェーンが回ります。

初心者の勘違い

※チェーンソー初心者の方はここで引っかかる方がいるみたいです。チェーンが回らないじゃん!最初から壊れている?と。原因はこのブレーキです。

チェーンの張り調整

実はここで初めて気がついたのですが、チェーンの張りが強すぎてスムーズに回らなかったのです!

まずは本体右側のここのネジを付属の工具を使って緩めます。完全に外す必要はありません。

次に付属の工具のマイナスドライバーになっている部分を差し込んで回します。

この部分を回すとチェーンの張り具合の調整が出来ます。(右からでも左からでも調整できます)

一旦緩めてチェーンをブラブラにした状態から徐々に締めて行き、ガイドバーに接触するまで張ったらOKです。ユルユルの状態だとチェーンが外れてしまいチェーンやガイドバーを痛めてしまいます。

キツ過ぎすとクラッチを始めスプロケットやチェーンやガイドバーまで痛めてしまいます。

チェーンを手で回してみて引っかかりが無く、スムーズに回る様に調整しましょう。

ガイドバーの先端を持ち上げた状態で調整し、緩めたナットをしっかり締めておきましょう。

※チェーンの張り具合は常にチェックしていないといけません。

チェーンオイルの量を調整

最後はチェーンオイルがきちんと供給されているか確認します。

エンジンをかけてブレーキを外しアクセルを煽ってチェーンを回します。新品の場合1分位回さないとチェーンまでオイルが回りません。

あと、冬場の気温が低い時はオイルが固くて回りません。そんな時はオイルの流れる量を調整してあげる必要があります。

本体をひっくり返すと細いマイナスドライバーが入る小さな穴が空いています。ここにマイナスドライバーを差し込んで調整します。

冬場は開いてオイルが流れやすくします。逆に夏場は絞ってあげれば良いです。

きちんとオイルが回っているかどうか確認する方法ですが、エンジンをかけてチェーンを回してみます。

地面でも木材でも良いのですが、チェーンをギリギリに近付けて回してみましょう。オイルが飛んで筋が出来れば大丈夫です。

※チェーンオイルが回っていないとチェーンが焼けて動かなくなってしまいます。

伐採の結果

ここまで来ればようやく準備完了。近所の耕作放棄地の伐採作業を行ってみました。

この畑は近所のご夫婦の所有地なのですが、高齢になり耕作出来ずに十数年が経過しています。最近になり、大きくなった柳の木が通路に倒れ込んでしまいましたので切らせてもらう事になったのです。

ついでに畑の中に生えてしまっている木が数十本!!伐採してあげる事になったのです。

貴重な正月休みに3日連続で作業しましたが、軽量コンパクトなチェーンソーなので苦になりませんでした。手を添えているだけで吸い込まれるように切れて行きます。気持ちいい!

エンジンの始動がスムーズなのでストレス無く作業ができました。

切れ味が落ちる事も無く最後まで気持ちよく切る事が出来ました。

最大の直径は30cm位ありましたが難無く切り倒す事が出来ています。

チェーンの切れ味についてですが、玉切り時に地面に接触させない様に気をつけていましたし、伐採時や玉切り時に噛み込ませない様に気をつけていました。

ちょっとでも地面に当たってしまったり、噛み込ませるとうとあっと言う間に切れ味が落ちてしまいますので注意して使いましょう。

お気に入り

しばらく使ってみてこのチェーンソーがとても気に入りました。

1・軽量コンパクトなので長時間の作業でも疲れません。実際3日連続で行い、数十本を伐採して片付けました。

2・エンジンの始動性が良いのでストレス無く使用できます。

3・パワーもあって直径30cmの木でも軽く伐採できます。

気になる点

1・燃料タンクの容量がもうちょっとあると良いかなあ。

まあ、コンパクトなボディーなので仕方ありません。給油すれば良いだけの事だから許容範囲ですが。

2・目立てが面倒かな。

普通のソーチェーンなので丸棒ヤスリで目立てをしないといけません。初心者の方にはこれが難しいと思います。私も最近ようやく切れるようになりましたが、コツを掴むまでが大変です。

しばらく使ってみて最悪はオレゴンのパワーシャープチェーンに交換すれば目立てが楽になるので良いでしょう。ガイドバーにはパワーシャープ用の穴も空いていましたので手持ちののシャープナーを取り付けてみたところすんなり取り付けが出来ました。

気になる点は2つほどありましたが満足度90%のチェーンソー。買ってよかったです。

見た目もカッコいいですしね。

チェンソー ECS300T
ECHO

ちなみにチェーンオイルはこちらです。

混合燃料の作り方についてはこちらのページをご覧ください。

草刈機(刈払い機)とチェンソー用混合燃料の作り方と注意

機械物の事をまとめたページはこちらです。

機械物の話