オイルチェンジャーの威力
正直言って今まで使った事がなかったオイルチェンジャー。こんなに簡単にエンジンオイルの交換ができるなら、もっと早く使えばよかった。
写真に写っている丸い玉の様な物がオイルチェンジャーです。上についている筒状の物に赤いハンドルが付いていますが、これを引っ張る事で玉の中の空気が抜け、エンジンオイルを吸い出してしまうという仕掛けです。
工具不要
一番楽チンだと思ったのは工具が必要なかった事です。
今までだったらメガネレンチの14を使っていましたが、全く出番がありませんでした。
強いて言えばオイル缶の蓋を外すのにマイナスドライバーを使ってこじ開けましたが、ドライバーじゃなくても開けられますし、缶によっては手で開ける事ができます。
下に潜らなくて良い
今までだったらドレンボルトを外すためにエンジンの下に顔を突っ込んで潜らないといけませんでしたが、そんな事をしなくて良いのです。
ドレンボルトを外す必要も無いので超簡単です。
オイルチェンジャーの使い方
1・まずは暖機運転を2〜3分位行いましょう。温めたほうがオイルが出やすいです。
走行直後だったら30分位置いてオイルの温度が下がってから行いましょう。
2・ボンネットを開けてオイルゲージを抜きます。ここからオイルチェンジャーのホースを入れて行きます。
3・次に、オイルキャップを外します。外しておいたほうが抜けやすいです。
4・オイルゲージを抜いた穴にオイルチェンジャーのホースを入れて行きます。
止まるまでしっかり入れましょう。
5・オイルチェンジャーのハンドルを引っ張っては戻し、引っ張っては戻しを数回繰り返します。
すると、白い玉の中の空気が抜けてエンジンオイルを吸い出すという仕掛けです。
6・時々あおりながらしばらく待ちましょう。
エンジンの中のオイルが残り少なくなるとゾゾゾーズルズルっと音がします。そしたらゆっくりホースを引き抜きながら溜まっている残りのオイルを吸い出します。
7・待っている間に新しいエンジンオイルをオイルジョッキに入れておきましょう。
新型タントの場合、オイル交換だけだったら3.05ℓ。オイルフィルターまで交換する時は3.25ℓ必要です。今回はオイル交換だけなので3.05ℓ(約3.0ℓ)で良いでしょう。
詳しい事はタントの取説242ページに書いてありますので一度読んでみてください。
8・新しいオイルを注ぎます。
オイルキャップを外した穴からオイルを注ぎます。一気に入れると溢れる事があるのでゆっくり入れましょう。
9・オイルゲージでチェック
オイルゲージをウエスで拭いて穴にしっかりと入れましょう。
数秒待ってオイルゲージを抜いて付着しているオイルの量をチェックします。
オイルゲージの・〜・までの間に付着していればOKです。このタントの場合3.0ℓ入れたらゲージの6分目位まで入りましたのでこれで良しとしましょう。
オイルゲージを戻しておきましょう。
10・オイルキャップを戻す。
最後にオイルキャップを戻すのを忘れずに。
吸い出したエンジンオイルは廃油処理パックに染み込ませてから燃えるゴミとして出しましょう。
これでエンジンオイルの交換は終わりです。オイルチェンジャーを使う事でこんなに簡単に行えるようになりました。自分でやってみたい方の参考になれば幸いです。
今回使ったオイルチェンジャーはこちら。
今回使ったエンジンオイルはこちら。
オイルジョッキはこちら。
廃油処理パックはこちら。
カストロールエンジンオイルEDGE 5W-40についての詳しい記事はこちらからご覧ください。