新品バッテリーで現役続行
我が家の農業用トラクターはシバウラのSD1643型です。かなり旧式なトラクターで、製造年月日はいつなんだろう?と検索してみましたが見つかりませんでした。
それでも細かな修理を続けながら今でも現役で畑の耕耘を行っています。
ここ何年かバッテリーが弱ってきて、軽トラからジャンピングしてエンジンをかけて使用していましたが、畑の真ん中でエンジンを止めた時は面倒クサイ事になります。
バッテリーと端子の交換方法
我慢の限界。バッテリーを交換してしまおうという事になりました。
ボンネットを開けてみるとかなり古そうなバッテリーとともに、ボロボロの端子が。親父が遺したトラクターなのですが、端子のネジがどこかへ行っちゃって針金で締めてある(笑)
親父は貧乏性だったからなあ。
私は新品のバッテリーと端子とプラスの端子カバー(赤)をAmazonで購入しました。
1・バッテリーはアトラス製で「60B24L」です。コスパが良いので重機と除雪用トラクターに続いて3個目の購入です。アトラスの良いところは持ち上げ用の取っ手が付いている点です。60Bなのでまだ軽いほうなのですが、115Dを重機のバッテリー置き場に持ち上げるのは取っ手が無いと苦労します。
※バッテリー購入時は元々取り付けられていたバッテリーの上面に「60B24L」など、番号が書いてありますので同じ番号のバッテリーを購入しましょう。
2・端子はエーモンのB型バッテリーターミナル用の端子です。
※バッテリーの大きさによってターミナルの大きさも違います。BバッテリーにはBターミナル用の端子を購入しましょう。ちなみにD型はターミナルが太いです。
3・端子保護カバーもエーモン製です。
※通常プラス端子側に赤いカバーを取り付けてショートを防止します。
古い端子をカット
まずは古い端子を取り替えるため、ペンチを使って切り落としましょう。
こちらはマイナス側です。
プラス側は被覆された太いケーブルが来ています。
新しい端子を取り付け
新しい端子のネジを緩めて広げてケーブルを差し込み、しっかり締め付けます。こちらはマイナス側です。
プラス端子側も古い端子をカットして、カッターで少し被覆を削ってから新しい端子を取り付けます。
※ケーブルが錆びていたら軽く磨いてから取り付けましょう。
※先に赤い端子カバーを通しておきましょう。
※新しい端子には小さく+と−が書いてあります。
新品バッテリーへの取り付け
新しくした端子をバッテリーのターミナルへ取り付けます。上からしっかり押し込んでからネジを軽く締めておきましょう。こちらはプラス側です。新品バッテリーのターミナルに付いていた赤いカバーを外してから取り付けましょう。
マイナス側も新しい端子を取り付けます。
最後に赤い端子カバーをかぶせてバッテリー交換完了です。
快適なエンジン始動
早速グローをかけてエンジン始動。セルが元気に回って一発でエンジン始動が出来ました。気持ちいい!
精神衛生上かなり効果があります(笑)
その後20aほど畑を耕耘しましたが、途中で石を拾って捨てた後も、お昼休みを挟んだ後でも快適始動。煩わしいジャンピングから解放されて晴れ晴れしました。
バッテリーが弱っている方はぜひ交換を。自分でやれば工賃かから無いし、端子まで交換しても20分程度の作業です。
端子が痛んでいたら端子の交換もどうぞ。BバッテリーとDバッテリーではターミナルの太さが違いますので気をつけましょう。
端子カバーが痛んでいたら交換しましょう。プラス側に取り付けますので赤いものが良いでしょう。
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