元気よくエンジン始動

前回重機(バックホウ)のバッテリーを115D31Rに交換したところ、セルが気持ち良く元気に回ってストレスなくエンジンの始動ができる様になりました。

気を良くした私は除雪用に使っているトラクターのバッテリーも交換して冬に備える事にしました。

15分位で出来る作業ですし、自分で交換すれば工賃はかかりません。

10年使えた85D26R

これは除雪に使っているKubotaのGL32ですが、昨年の除雪シーズン中に何度かブースターケーブルをつないでジャンピング始動しないとエンジンをかけられない事がありました。

今シーズンの準備でもやっぱりブースターケーブルが必要でした。

搭載されているバッテリーは85D26Rです。

日付を見たらマジックで平成21年8月と書かれていました。親父が書いた物です。10年使えたって事ですね。

端子も古くなっていますので一緒に交換する事にしました。

選んだバッテリーはアトラスの90D26Rです。85Dから90Dにしましたので少し容量的に余裕ができます。

現在搭載されているバッテリーの番号を見て同じ物を購入するか、容量の大きな物に交換すると良いと思います。

このバッテリーを選んだ理由は重機の時と同じで、バッテリーを持ち上げるための取っ手が付いているのがポイントです。

取っ手が有ると無いとでは大違い。無いと重いバッテリーをセットするのにとても苦労します。

あと、値段も安いので助かります。

バッテリーの交換手順

それでは交換してみましょう。交換にはスパナセットとプラスのドライバーを使います。

端子の取り外し

バッテリー端子のネジを緩めて端子を取り外します。端子は左右に動かしながら上に抜きます。

マイナス側とプラス側の両方を外したらバッテリーを持ち上げて取り出します。

 

端子の交換

新しい端子の接続部分のネジをプラスドライバーで緩めて広げます。

古い端子のネジを緩めてケーブルを外し、新しい端子に付け替えればOKです。

プラス側は先に赤い端子カバーを差し込んでおきましょう。(赤はプラスが基本)

端子の固定

新しいバッテリーを所定の位置に置いてから端子を保護している丸いカバーを外します。

むき出しになったバッテリーの端子に差し込んでネジを締めます。

左右に動かなくなる程度に締め付けておきましょう。(必ずプラス側が赤です。)

※端子の上にグリスを塗っておけば錆の発生を抑える効果があります。

端子の取り付けが終わったら、ショートを防ぐため赤い端子カバーをしっかりとかぶせておきましょう。

これでバッテリーの交換は完了です。

15分もあれば出来る作業なので自分でやってみると良いでしょう。

ちなみに、私はスタイロフォームを使ってバッテリーを暑さ寒さから保護する様にしています。

トラクターのバッテリー交換まとめ

バッテリーは消耗品です。

でも、バッテリー液の補充をしたり、オフシーズンに端子を外しておく等のメンテナンスを行っていれば10年近く使えます。(メーカーやサイズなどにもよりますが。)

メンテナンスをしているのにブースターケーブルを繋いで始動しないとダメになってきたらそろそろ寿命です。始動の度にブースターケーブルをつないでエンジンをかけるなんて面倒な事とは早めにおさらばした方が良いでしょう。

新しいバッテリーに交換した後のセルの回り方は全然違います。すごく元気よく回って気持ちよくエンジンがかかります。

ちなみに端子も交換する場合、バッテリーがDタイプだったらDタイプ対応の物を。115D31Rとか95D31Rとか。

BタイプだったらBタイプ対応の物を買いましょう。60B24Lとか。Bタイプの方が少し小さいので注意です。

こちらはDタイプに合う端子です。端子カバーも交換しておきましょう。

バッテリー交換と同時に端子も交換しておくと安心できます。