早く交換しとけば良かった

車も重機もバッテリーが古くなって弱ってくると寒い時にダメですね。

まだブースターケーブルを繋いでジャンピングで始動できればとりあえずは良いのですが、我が家のバックホウ三菱ME30のバッテリーは完全にダメになってしまった様です。

以前からバッテリーが弱っていて、ジャンピングでエンジンをかけては作業していたのですが、ここ何ヶ月か畑に置きっ放しで使わなかったのです。

そしたら全く電力を失っていました。

トラクターからブースターケーブルを繋いで一時間放置しても全く回らず。ダメだこりゃ。

115D31Rを買う

実は3年位ジャンピングで始動して使っていたのですが、さすがにもうダメ!という事になり購入したのが「115D31R」元々付いていたのは「85D31R」だったのですが、115Dでも大丈夫です。容量がデカくなるので余裕が出来ます。

元々付いているバッテリーの型番を見て、同じ物か互換のある物を購入しましょう。

今回はATLASのバッテリーを購入しましたが、決め手は取っ手です。

さすがに115Dともなると大きくて重くて交換が大変です。この手のバッテリーは紐を結んで取っ手を作っておかないと取り付けや取り外しに苦労するのです。(断熱材で保護しています。)

こんな感じで荷物紐でしばって取り出しやすくしています。

このバッテリーは最初からぶら下げ用の取っ手が付いているのです。これは親切です。

一緒に写っているのは新品の端子です。錆びたり変形したりしていると接触が悪くなってしまいます。

ついでに端子も交換してしまいましょう。

バッテリーの交換手順

さて、夕方から寒気が流れ込んでくると天気予報で言っています。日が高いうちにやってしまいましょう。

1・古いバッテリーの端子を外す。

これはマイナス側の端子です。ネジを緩めて左右に回して上に引き上げれば簡単に抜けます。結構ボロです。

親父は接触が悪いと言ってしょっちゅうハンマーで叩いていたのです。だからボロくなって傷だらけ。変形して余計に接触が悪くなっていました。

私はそんな事せずに新しい物と交換して接触を良くします(笑)

2・バッテリーを持ち上げて取り出す。

これが結構大変です。デカイバッテリーは重たい重たい。腰を痛めない様にやりましょう。

3・端子の取替え。

プラス側の端子で見てみましょう。

元々付いていた端子はペンチなどで切って捨てます。

ケーブルの皮を少しむいてから赤い端子カバーを差し込みます。

必ず赤がプラスです。

次に、新しい端子にケーブルを挟んで締め付けます。プラスのドライバーを使って締め付けます。

バッテリーのターミナルに取り付けてからスパナでネジを締めてください。

ぐらつきがない事を確認してから端子カバーをしっかりかぶせておきましょう。

重要!ショートさせないため必ず端子カバーを取り付けましょう。うちの重機の端子カバーは劣化してボロボロだったので新しい物を購入しました。

マイナス端子も同じ様に取替えてバッテリーに取り付けます。機体にマイナスの電気が流れていますので、マイナス側は端子カバーは必要ありません。

新しい端子も使っているうちに錆びが出てしまいます。グリスなど塗っておけば良いでしょう。

エンジン始動一発OK!

さあ、いよいよエンジンをかけてみます。グローランプが消えてからセルを回します。すると、今までの苦労は何だったのか。

軽々と一発始動です。

毎回毎回ブースターケーブルを繋いで始動していたのがバカみたいです。

元気の良いバッテリーだとこんなに始動が楽チンになるのです。早く交換しておけば良かったとつくづく思ったのでした。

我が家の「三菱ME30」かなりの年代物ですが、まだまだ頑張ってもらいます。

今回購入したバッテリーはこちらです。

ちなみに端子も交換する場合、バッテリーがDタイプだったらDタイプ対応の物を。BタイプだったらBタイプ対応の物を買いましょう。Bタイプの方が少し小さいので注意です。

こちらはDタイプに合う端子です。端子カバーも交換しておきましょう。

バッテリー交換と同時に端子も交換しておくと安心できます。