スタッドレスタイヤを安く

ダイハツキャストのタイヤって15インチなんですね。165/55-R15。ちょっとお値段が張ります。

冬用のスタッドレスタイヤはインチダウンして14インチにしても大丈夫です。

165/55-R15サイズは155/65-R14にすればタイヤの外径はほぼ同じになります。最近の軽自動車が標準で履いているサイズになりますからお値段もまあまあこなれているのでオススメです。

どうせスタッドレスタイヤでは攻め込む様な走りはできないから65で充分なのです。

次はタイヤ交換をしたことがない方のためにやり方を紹介します。

キャストのタイヤ交換の方法(車載工具)

車載工具を使えば別途購入する必要はありません。どんな車にもジャッキとレンチは付いています。

1・バックドアを開けてボードをひっくり返してください。

ここにジャッキとレンチが入っています。

黒いのがジャッキで真ん中がフックで手前がタイヤレンチです。

2・ホイールナットを少し緩めます。

最初にジャッキアップしてしまうと緩めにくいので、先に少しだけ緩めておきます。

緩める順番は1・2・3・4の順番です。レンチを下に回します。どうしても回らない場合は足で踏んで緩めても良いです。

完全に緩めないで少しだけです。

3・ジャッキをセットします。

最初は指で回してジャッキを広げて行きます。

ジャッキをかける位置は2箇所のへこみがある場所です。ここはジャッキをかけて車体を持ち上げても大丈夫な様に強化されています。

他の場所にジャッキをかけて持ち上げると車体が潰れますので注意しましょう。

4・ジャッキを回して車体を持ち上げます。

タイヤレンチとフックを合体させ、ジャッキに接続してクルクル回します。

あげる時は少し力が必要ですが頑張って回しましょう。

5・タイヤが浮くまで回します。

スタッドレスタイヤの方が若干外径が大きいため、路面から1cm以上は上げておかないと交換しにくいのです。

6・ホイールナットを外す。

もう一回タイヤレンチを使ってホイールナットを緩めて外します。ある程度ゆるくなったら指で回して外します。

7・タイヤを外す。

ホイールナットが全部取れたらタイヤを手前に引っ張って外しましょう。

ブレーキが丸見えの状態になります。

8・新しいタイヤのシールを剥がします。

新品タイヤにはメーカー名やタイヤ名が書かれたシールが貼られていますので先に剥がしましょう。

9・新しいタイヤをはめます。

タイヤを少し持ち上げながらネジ穴にネジを入れてください。

10・ホイールナットを付けます。

最初は指で回して取り付けてください。指で回らなくなるまで回します。

11・ホイールレンチで締めます。

タイヤが上がっている状態である程度締め付けておきます。ナット4個全部閉めてください。

12・ジャッキを下ろしてください。

あげる時と反対の方向に回すとジャッキが下がります。下がったら外しておきましょう。

13・ホイールナットを締める。

もう一度タイヤレンチを使ってホイールナットを締め付けます。

締め付ける順番は外す時と同様1・2・3・4の順です。

手で締め付けるだけで充分です。

ご注意!締め付ける時に足を使って踏みつけてはいけません。

これをやると締め付けすぎになります。踏み過ぎてボルトが折れてしまうことがあります。実際私がトヨタのお店で働いている時、ボルトを折ってしまったお客さんがいました。

手で締めるだけで充分です。どうしても心配な方は、せめて両手で締めるだけでやめておきましょう。

14・後輪も交換します。

基本的に前輪と同じ手順で行います。ジャッキをかける位置は後輪の前にある二箇所ヘコんだ場所です。

15・タイヤ交換完了

4本交換して完了です。見た目もまあまあじゃないですか。

使ったジャッキとホイールレンチやフックは元の位置に戻しておきましょう。

16・タイヤの空気圧チェック

運転席のドアを開けて柱のところを見てください。こんなシールが貼ってあります。

前後ともに2.4kgf/㎠入れれば良いと書いてあります。

※家に道具がある方は自分で行いましょう。

タイヤゲージでチェックしましょう。

※道具が無ければ近くのガソリンスタンドに行って調整してもらいましょう。

特に、昨シーズン履いたタイヤをもう一度履く場合は空気圧が下がっていることがほとんどです。規定の空気圧にしておかないと危ないので必ずスタンドで調整してもらってください。

以上、キャストのスタッドレスタイヤのインチダウンと交換の方法でした。

車のことをまとめたページはこちらです。

自分で出来る車のメンテいろいろ