温かいコーヒーをどうぞ
きっかけは職場で淹れているコーヒーを暖かく飲んで欲しいという事からです。
コーヒーの自家焙煎を趣味としている私は、職場でみんなのコーヒーを淹れるのですが、全員揃って淹れたてのコーヒーを飲む事は難しく、最後に飲む人は3時間位経過してしまいます。
淹れたてを飲めば一番美味しいのですが、3時間経過しちゃうと当然冷めてしまいます。
保温ポットを導入
一気に8人分から10人分淹れるので「サーモスのステンレスポット2リットル」タイプを導入しました。
中央にあるのがサーモスです。
✔︎ コーヒーサーバーは大きなタイプで1.8リットルです。
✔︎ ドリッパーはハリオのV60-03タイプです。
✔︎ ヤカンは4.5リットルタイプでたっぷり沸かしてコーヒーサーバーやポットも温めてから淹れています。
✔︎ お湯の温度は90℃。一旦沸騰させてからデジタル温度計で計っています。
朝の9時頃淹れてからお昼頃飲んでも熱々です。ただし、それ以上置くとコーヒーの味が変わって来てしまいます。
実験で温度低下を確認
実際にコーヒーで使ってみて、かなりの保温性能である事はわかりました。
そこで、実験して温度変化をみる事にしました。
✔︎ 沸騰したお湯を淹れた直後の温度は「98.3℃」でした。あらかじめ熱湯を入れてから捨ててポット内を温めてから再度注いでいます。
✔︎ 一時間後に計測してみたところ「95.0℃」になっていました。
✔︎ 二時間後に計測したところ「93.1℃」でした。
✔︎ 三時間後に計測したところ「90.3℃」でした。
どうやら1時間に3℃位減っていくみたいです。
例えば90℃で淹れたコーヒーも3時間位なら充分熱いという結果です。
※計測のため、途中で蓋を開けて温度計を差し込んでいます。蓋を開けなければもう少し良い結果になっていたかもしれません。
✔︎ ここから一気に一晩おいて16時間後の計測結果をご覧ください。「72.3℃」を保っています。
72.3℃とはいえ手で触るとアチチ!となる温度です。
実使用では16時間も置く事は無いと思われますが、参考にしていただければと思います。
サーモスステンレスポットまとめ
実験の結果、充分な保温性能である事を確認しました。
大体一時間で3℃位温度が下がって行きますが朝9時に淹れたコーヒーが昼の12時に飲んでも熱々で美味しくいただけました。
※それ以上も熱々を保ちますが、コーヒー自体の味が変わってしまいますのでコーヒーの場合は3時間程度で飲みきってしまった方が良いと思います。味の変わりにくい麦茶等ならもっと長時間大丈夫でしょう。
職員みんなに大好評です。