寝る子は育つ
人間にとってもインコにとっても安眠・良眠は大事な事ですね。
自然界に暮らす鳥達と違って人間と一緒に暮らしているインコ達は夜寝るタイミングも遅くなりがちです。暗くなったら寝るというわけにはいきません。
それでも夜の9時になったら寝かせてあげないといけないでしょう。
ただ、問題があって「人間はまだ寝ない」ということです。鳥かごをなるべく暗い場所に移動してあげてもテレビの音がしたり、歩く音がしたりで人間が眠るまで安眠はできません。
そこで、インコ達が安眠出来るように防音兼保温ケースを作ってみました。
ホーエイ21とホーエイ35に合わせて作成
さて、思い立ったらすぐに作り始める私ですが、今回も製作過程を写真に撮るのを忘れてしまい、いきなり完成写真でお見せします。
セキセイインコのピコちゃんの鳥かごはホーエイ21手乗りです。
オカメインコのピースケの鳥かごはホーエイ35手乗りホライズンです。
それぞれの寸法を測って、すっぽり入るように作ってみました。
インコの安眠箱の特徴
以下の点を意識して製作してみました。
✔︎ 人間の生活音をなるべく抑える。
内部に薄手の防音カーペットを張り付けて防音機能を持たせました。箱の底面(外側)にも張り付ける事で、床と箱の間の緩衝材として機能させ、人間の歩く足音や振動を軽減しています。
✔︎ なるべく暗くする。
木の箱で隙間なくしっかりとした作りにする事で光の漏れを防ぎます。なるべく暗い環境にしてあげましょう。
✔︎ 保温効果で冬も安心。
防音材として張り付けたカーペットが断熱材の役割もしてくれます。密閉してしまうのは危険なので下に一箇所、上に二箇所の穴を開けて通気性も確保しています。
✔︎ 夏場に開閉できる窓。
夏場に上蓋を閉めてしまうと内部の温度が上がってしまうため、前面の一部を開閉できる様にしました。
この扉は少しだけ開いたり、半分開いたり出来るようになっています。今は全開になっています。
春先や秋口や真冬はこんな風に扉を閉じて保温効果を良くします。
手前の大きいのがオカメインコのピースケ用で、奥の小さいのがセキセイインコのピコちゃん用です。
✔︎ ヒーターのコードが出せる。
通気孔は、中で使うヒーターのコードが穴から出るように直径3cmの穴になっています。
この穴から温度計を入れて内部の温度を確認する事もできます。
インコの安眠箱のサイズ
あまり大きく作ってしまうと邪魔になるので鳥小屋の寸法を測ってから、上下左右に4cm〜5cm余裕を持たせて作りました。ギリギリすぎると出し入れに困難になってしまいます。
✔︎ ホーエイ21手乗り用(セキセイインコ向け)
横幅41cm 奥行34cm 高さ42cm (内寸)
このサイズで作ってから内部に薄手の防音カーペットを張っています。
✔︎ ホーエイ35手乗りホライズン用(オカメインコ向け)
横幅42cn 奥行43cm 高さ58cm(内寸)
いずれも内寸なので、実際には合板の厚さの分だけ外寸が大きくなります。
段ボール箱で代用
これを作る前はとりあえず段ボール箱で代用していました。捨てちゃったので写真はありませんが、段ボール箱で作った物でも効果があります。
何より安上がりですし手軽に作れるのが良いですね。
大事なインコ達の安眠のため作ってみてはいかがでしょう。
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ピコちゃんのケージホーエイ21手乗りの記事はこちらから。
ピースケ君のケージホーエイ35手乗りホライズンについての記事はこちら。