停電時に使えるラジオ
災害が起きて停電した時にラジオが役に立ったという話はよく聞きます。
我が家で備えているのは手回しで充電ができるタイプのラジオです。
購入の決め手
このラジオを購入したきっかけですが、以前はダイヤルで周波数を合わせて聞くタイプの携帯ラジオを使っていたのですが、チューニングが微妙にずれてしまってどうも具合が悪いのです。今度はデジタル式の物に買い換えようと探している時に見つけたのがこのラジオだったのです。
✔︎ 災害時に使える手回し充電式
裏のハンドルを回すと内蔵バッテリーに充電できる仕組みになっていますので、全く電気が無い状態でも使うことができます。
これが一番の決め手になりました。
✔︎ AMとFMワイドを聞くことができる
肝心なラジオの性能ですが、デジタルチューニングなので周波数をピタリと合わせることができます。
79.7MhzはFM長野の周波数ですが、ロッドアンテナを伸ばして向きを整えるとしっかり受信してくれます。
しばらくの間バックライトが光かるのも良いです。ただし、省エネ優先なので短時間の点灯ですが仕方ないところでしょう。
一応スピーカーは左右にあるのでステレオになっています。ただしスピーカーが小さいので低音は出ません。
✔︎ 懐中電灯モード
停電時に役立つ機能としてラジオに次いでありがたいのが懐中電灯機能ですね。
上部のスイッチをライトモードにするとこの様にLEDライトが光ります。大きなライトではありませんが、丸くスポットライト状に照らしますので真っ暗闇で結構使えます。
✔︎ サイレンモード
上部のスイッチをサイレンモードに変えると結構大きな音がして周囲に存在を知らせることができます。ここぞという時威力を発揮しそうです。
✔︎ 携帯充電モード
一応携帯電話を充電できる様にUSB端子が付いています。iPhoneのライトニングケーブルを差してラジオのハンドルを回すと携帯電話に電力が供給される仕組みです。(内蔵バッテリーや乾電池からは給電できません。)
ところが、結構回してもなかなかiPhoneのバッテリー残量が上がりません。
実験の結果37%から38%まで1%上げるのに3分間ハンドルを回し続けました。
この機能はあまり期待できませんが、本当に携帯の電源に困った時はやる価値があるかもしれません。
でも、結局基地局がダメになっていて繋がらないということがあるからなあ。
✔︎ 乾電池も使える
内蔵バッテリーを持っているのですが、その他に単四乾電池3本でも動作できます。
(充電式単四型のニッケル水素電池でも使うことができました。)
内蔵バッテリーと乾電池、どちらの電池を使って動作させるかはスイッチで選ぶことが出来る様になっています。
✔︎ 機能の割にコンパクト
自家発電機能やバッテリーまで内蔵していてこのコンパクトなサイズはありがたいです。
手回し充電式ラジオのイマイチなところ
✔︎ 本気でハンドルを回して発電すと結構疲れます。
でも、これのおかげで全く電気が無い場所でも機能するので仕方ないことです。
✔︎ 音質が硬い。
小さなスピーカーですし、そもそも意図が違うからそれを望んだらいけないか。
✔︎ 100V電源は使えない。
ACアダプターで駆動できれば良いのですが、差込口がありません。普段使いをするにはニッケル水素電池を入れ替えながら使うのが良いでしょう。
手回し充電式ラジオまとめ
このラジオが活躍する時が来ない事が一番良いのですが、最近の自然災害の状況を見ると常備しておいたほうが良いかなと思います。
私は予備の単四乾電池3本とともに、非常持ち出し袋(リュック)に入れておきました。
デザインが可愛いので普段使いにも良いですね。