いざという時のため
以前に比べて大きな災害が起こる様になってきました。大丈夫か地球。
因果関係は素人の私にはわかりませんが、地球温暖化の影響があるだろう事は皆さんも感じている事でしょう。
土砂災害の実際
トップの写真は2010年7月に私の住んでいる地域で起きた土砂災害の様子です。
一時間あたり80mmを超える雨が一気に振り、あっというまに土砂災害が発生しました。
近所の家では裏山が崩れて土砂と一緒に樹木が家の中に流れ込みました。
家の中まで流れ込んだ土砂により、めちゃくちゃになってしまった家の中。
畳の下も泥だらけ。床を剥いで泥のかき出しです。
早期の非難が呼びかけられたおかげで人的被害が無かったのが不幸中の幸いです。
この地域は80代90代の高齢者が多く住んでいるのですが、動ける人は自分で非難し、動けない人は地域の若い人たちが協力して避難を手伝いました。
私の家は被害はありませんでしたが、道路の土砂崩れにより右にも左にも上にも下にも行く事ができない陸の孤島となってしまいました。
親父や家族と道路の復旧作業にあたり、ようやく下の地区の応援に行く事ができる様になりました。
備えていた事
私が子供の頃から時々道路が寸断されるという事態が起きていました。そんなこともあってか親父が重機(バックホウ)を購入して家に置いてありました。普段は長芋掘りなどの農業に使っているのですが、この様な土砂災害では大活躍です。
地区内の連絡網
この地区では支え合いマップが整備されていたこともあり、各住民への連絡だったり、どこにどんな人が住んでいるのか?高齢者や障害者の事、息子や娘の連絡先や親戚関係まで情報共有ができていました。
もともと地区内顔見知りという事もありますが、情報が共有できているのはスムーズな連絡や安否確認にかかせません。
当時の地区の総代(代表者)が中心になって被害状況の確認や安否確認の指示が出ました。夜間でしたが私は孤立している自分の地区の全戸を回って全員の安全を確認して報告を行いました。
夜が明けてから被害の全容が明らかになってくると、自分の想像よりもはるかに大きな災害になっている事がわかりました。
また、近所の20代の女性が道路が崩れる寸前にその場所を通り帰宅していた事もわかりました。被害に合わなくて本当に良かったと思いました。
非常持ち出し袋と防災セット
実は、この災害の時は自宅から避難しなかったので活躍の場はありませんでしたが、非常持ち出し袋と防災セットを用意してあります。
私の家では市販の普通のバックパックにとりあえずの防災用品を入れてすぐに持ち出して避難ができる様にしてあります。
今や日本中どこにいても自然災害に合う可能性はあります。
✔︎ 台風被害
✔︎ 集中豪雨被害
✔︎ 土砂災害
✔︎ 火山の噴火
✔︎ 地震と津波
何も準備していないより、防災セットがあれば心強いものです。
とりあえず一人用だったらこちらのセット。
人数が多い場合はこちらの防災セットあたりが安心できます。
私の様にバラで揃えるより手取り早くて結局安価です。
備えあれば憂いなし。
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