大切なインコのため

我が家のセキセイインコのピコちゃんの鳥小屋(ケージ)は、長い間スズメのピーちゃんのお下がりでした。

使用開始から2年が過ぎた頃、プラスチックのパーツが脆くなって割れ始めたため、ガムテープで補修して使っていたのですが、さすがにみすぼらしくなってきたので思い切って交換する事にしました。

選んだのはホーエイ21手乗りという鳥小屋です。

四角くて飾り気はありません。シンプルで実用性重視の設計がポイントです。

今回は、数ヶ月使ってみた使用感(レビュー)を紹介します。

ホーエイ21手乗りの快適さ

何より日本のメーカー「豊栄金属工業株式会社」(ほうえいきんぞくこうぎょう かぶしきがいしゃ)さんの製品というところが安心です。

ペットのため、飼い主さんのために考えて作られたHOEIの製品は、見た目の派手さやカッコ良さはありませんが、とっても機能的なのです。

まずは良い所からご覧ください。

快適1 開口部が大きく開く

このホーエイ21手乗りは前面扉が手前に大きく開くタイプです。

以前使っていた鳥小屋とは比べ物にならない広さです。ピコちゃんもすぐに出てきて止まり木に止まったり、巣に帰る時の足場として頻繁に利用しています。

手乗りにしたい場合や、すでに手乗りのインコを飼っている場合も、インコが出入りしやすい大きな扉は快適性抜群なのです。

また、大きな開口部は人間が手を入れるスペースとしても有効で、止まり木を拭いたり小松菜を変えたり、セッティングを変えたりする時にとても行いやすくて飼い主も快適です。

快適2 糞切り網ごと引き出せて掃除が簡単(時短)

実は私が一番重視した機能がこれです。糞受けの引き出しを引き出すと、糞切り網も一緒に出てくるのです。

今まで使っていた鳥小屋は、引き出しを出すと引き出ししか出てきませんでした。糞切り網は残ったままです。

糞切り網を洗いたい時は、金網の部分とプラスチックの部分を分離させてから金網を取り出さないと洗えなかったのです。

それが、ホーエイ21手乗りはどうでしょう。引き出しを出すと、糞切り網まで一緒に出てくるのです。

このまま外の水道に持って行って敷き紙を捨ててから丸洗いすればよいので掃除がすごく楽なのです。

シャッター付きなのでインコが隙間から逃げ出すことはありません。

な〜んだ。早くこれを知っていれば楽だったのに。

朝の忙しい時間に1分時短出来ます。場合によっては3分時短できます。

実はオカメインコのピースケのケージ(HOEI-35)も掃除するのですが、両方ともこの機能があるおかげでかなりの時短になっています。

快適3 安全性を考慮した3価クロムメッキ

さすが日本のメーカーのHOEIさんです。鳥かごの金属部分には生体への影響が少ない3価クロムメッキが使われています。

毒性の強い6価クロムメッキは使われていません。

インコたちはくちばしも使ってケージ内を移動したり、かじって遊んだりしますから安全な物に越したことはありません。

中には塗装してあるケージもあるのですが、塗装はかじると剥がれるので危険です。

値段は高くなるけれど、大事な家族のために安全性に気を使いたいと思います。

快適4 作りが頑丈でしっかりしている

金網の太さがありますし、金網同士の合わせ目やプラスチック部品との接合部がしっかりしているので安心です。

どこかのブログでこんな記事を読んだことがあります。

引っ越しのため、鳥かごを持って外に出たところ、プラスチックの部分が外れて落下してしまい、驚いたインコが飛び出して迷子になってしまったとの事。

なるべくならそんな事故は避けたいですね。

HOEI21手乗りならしっかりとした作りなので大丈夫です。

※しっかりとした作りなので重さはあります。この点はマイナスです。しかし、ヤワな造りの物とは違う安心感があるので帳消しです。

快適5 パーツを別途購入可能

長年使っているとプラスチックのパーツが割れてきたり、糞切り網が劣化してしまいます。そんな時、HOEIの製品はパーツで購入が可能です。

長年使う鳥かごです、ダメになったパーツだけ交換できるのでコスパは良いと言えると思います。

買う時安くてもダメになったら丸ごと交換ってのが多いですから。

また、止まり木やT字止まり木にブランコなどのオプションパーツも豊富にあるため見ているだけでも楽しいです。

HOEI21手乗りの実寸法

気になる鳥小屋の寸法ですが、実際に測ってみた結果は以下の通りです。

メジャーを使って実際に測った寸法になります。突起物を含みます。

✔︎ 奥行き350mm(36cm)

✔︎ 幅295mm(29.5cm)

✔︎ 高さ380cm(38cm)

横幅よりも奥行きが長いタイプです。尾羽が長めのセキセイインコの尾羽を守るためには良い環境になっています。

購入を検討されている方、設置場所の参考にしてみてください。

屋根が三角だったり丸く飛び出している複雑な形の鳥小屋も使ってみましたが、結局は機能性重視のこの形が一番使いやすかったです。

このサイズの鳥小屋だったらセキセイインコ2羽で暮らしても狭いという事はありません。快適に暮らせる広さがあります。

HOEI21手乗り内部レイアウト

我が家のピコちゃんのために設置した物はご覧の通りです。

✔︎ 付属の止まり木2本

✔︎ 自然木の止まり木2本

✔︎ 自然木の手作りブランコ1本

✔︎ 電球型ヒーター

✔︎  T字型止まり木2本(出入り口)

✔︎ 小松菜用菜さし

✔︎ 塩土

✔︎ 温度計

✔︎ 付属の餌入れと水入れ

これだけの物をセットしても充分な広さがあり、ピコちゃんも「自分のお家」として大事に思ってくれている様子です。

最後に、取っ手の部分は改良してあります。

ピコちゃんは奥さんと一緒に毎日職場に出勤しているので、少しでも持ちやすいようにと丸棒で作って追加しました。

ただの針金を持つより手にやさしいです。

ピコちゃんは職場のアイドルになっています。奥さんがお休みの日はピコちゃんが居ない!と言って残念がる人が居るほどです。

奥さんは休んでも良いけど、ピコちゃんは居なくちゃいけないと言われるそうです(笑)

ホーエイ21手乗りまとめ

さて、オカメインコのピースケ君のケージの件でも紹介しましたのでおさらいになります。

このケージのメーカーの豊栄金属工業株式会社(HOEI)さんは、愛知県にある鳥かごやペットケージのメーカーです。創業は昭和38年との事で歴史が長いメーカーさんです。

さすが日本のメーカー、良いものをありがとうございます。

セキセイインコのピコちゃんのために奮発したホーエイ21手乗りですが、ピコちゃんも大変気に入ってくれたみたいですし、私が行うお掃除や餌やりの手間がだいぶ楽になりました。

ポイントは次のとおりです。

✔︎ 開口部が大きく開く。

✔︎ 糞切り網ごと引き出しが出てくる。

✔︎ 鳥の安全性を考慮した3価クロムメッキ。

✔︎ 作りが頑丈でしっかりとしている。(さすが日本製)

✔︎ 劣化したパーツだけ購入ができる。

✔︎ オプションパーツが購入できる。

✔︎ 安心の日本のメーカーホーエイさんの製品である。

もっと早くホーエイ21手乗りにしておけば良かったと思いました。

大切なインコちゃんと飼い主のため、ホーエイ21手乗りはお勧めできます。

ちなみに、オカメインコ用におすすめのケージの記事はこちら

快適なオカメインコのケージはHOEI-35手乗りホライズン

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