丸一日食べなかった

念願のオカメインコをペットショップで購入。奥さんが大事に膝の上で抱え、私がゆっくり運転しながら、驚かさない様に家に帰ってきました。

とりあえずのケージに移動

まず行う事は、ペットショップで借りた移動用のケージから家のケージに移動しないといけません。これが一苦労。

知らない場所に連れてこられて不安でいっぱいなのでしょう。手を近づけると「フーッ!」と威嚇してきます。怖さと不安でいっぱいの顔です。

このまま移動用のケージで暮らすわけにはいかないので、意を決して両脇から抱える様にして抱き上げて大きなケージに移しました。

もちろん「フーッ!」っと盛大に威嚇されました。

手に噛み付いてきましたが、本気噛みはしてきませんでした。これにはちょっと感心。

(ショップでは最近までボタンインコと一緒に居たそうですが、上に乗っかられたりしていたので別々にしたとの事。)

噂通り、自分より小さい鳥にいじめられてしまう様な「優しい性格」なのだと思いました。また、本気で噛めば痛いという事を身をもって体験しているのかもしれません。

冠羽を立ててケージの奥の隅っこの方で固まったまま動かないピー助君です。

※この日はオカメインコを「見にいくだけ」のつもりだったため、ホーエイ35ホライゾン(ケージ)のセッティングが間に合っていなくて一回り小さいケージに入ってもらいました。

餌を食べてくれない

無事に移動用ケージから移動できたのは良かったのですが、隅っこに固まったまま動きません。水をセットしようとしてカゴに手を伸ばすと『フーッ!」と威嚇してきます。

餌をあげようとして手を伸ばしても「フーッ!」と威嚇してきます。

いくら威嚇されても、とりあえず餌と水だけは入れておかないといけないので、めげずに入れておきました。

餌はショップで食べていた皮むきタイプの餌と、皮付きタイプの餌を分けて、どちらでも食べる事ができる様に小さなお皿に入れておきました。

さて、食べてくれるかな?

気長に待つしかない

一時間待っても二時間待っても一向に動こうとしません。ケージの中から不信感いっぱいの目でこちらを見ています。

こういう時は待つしかありませんね。

そのまま待って夜になってしまいましたが一向に食べる気配はありません。夜20:00になってしまったので今夜は暗い場所に移動して休ませる事にしました。

翌朝

おはよう!と声かけをしましたが、いきなり「フーッ!」と威嚇されてしまいました。

あまり刺激しないように、そ〜っとケージをリビングに移動して様子を見る事にしました。

かれこれ十数時間餌を食べていません。お腹空いているだろうに。

そうこうしているうちにお昼になり、そして午後のお茶時になりました。

ケージから遠く離れて様子を見ていたところ、少し動きがありました。警戒しながらも餌に近づき、ようやく餌を食べたのです。

丸一日「24時間経過」

明日まで食べなかったヤバいかな?強制給餌しなくちゃいけないだろうか?お医者さんに連れて行ってやってもらおうか?と不安になっていたところ、ようやく餌を食べ始めました。

良かった。最初の難関をクリアできました。

そりゃそうだよね。24時間くらい何も食べていなかったんだもん。お腹空くよね。

ウンチもちっちゃいのがチョットしか出ていないもん。

ここで「やったー!食べた食べた〜!」などと大騒ぎをしてしまってはいけません。また警戒されてしまったら元の木阿弥。静かに見守りをしました。

最初の難関は餌でした

とにかく餌を食べてくれるようになるまで24時間。ハラハラしながら見守りました。

緊張が少し解けた様子で羽繕いする姿も見る事ができました。

最初の難関をクリアして一安心。でも、新しい水をあげようとすると「フーッ!」っと威嚇してきます。餌を替えようとしても威嚇されます。

友達になれるまで、まだまだ遠い道のりが続きます。

次回はオカメインコのピー助君が心を開いてくれるまでの様子を書きたいと思います。