電気を分けてもらう

車でお出かけしようと思ったら、バッテリーが上がっていてエンジンがかからない!

どうしよう…。

これってかなり焦りますよね。しかも、忙しい時に限ってこういう事があるのです。

こんな時はまずはこれ。ブースターケーブルが必要になります。

普段から車に装備しておくと安心できます。

ブースターケーブルの接続手順

早速エンジンのかけ方を紹介しましょう。

ちなみに、故障車と救援車のバッテリーをブースターケーブルをつないでエンジンをかける事を「ジャンピング」と言います。

その1 救援車を近づける

バッテリーが上がってしまった車を「故障車」として、助けに来た車を「救援車」とします。

お互いの車のバッテリー同士が近くなる様に少しずらして近付けましょう。

※救援車のエンジンはかけたままで作業します。

その2 ボンネットを開ける

故障車を例に、ボンネットの開け方を見てみましょう。

運転席の右手の下の方、アクセルペダルの上の方に引っ張るボッチがあります。

※ボッチの形はメーカーや車種によって違います。詳しくは取説で確認してください。

これを手前に引っ張ると「バコン!」っと音がしてボンネットが開きます。

ボンネットが浮いた状態です。

エンブレムの下あたりに指を入れるとレバーがありますので、レバーを上げるとロックが外れてボンネットが上に開きます。

ボンネットの右側に棒がありますので立てて(つっかえ棒にして)止めておきます。

これで準備完了です。

ブースターケーブルを用意する

これがブースターケーブルです。

赤と黒のケーブルの先にワニ口クリップが付いている物で、赤をプラス側につなぎ、黒をマイナス側につないで使用します。

赤黒二本でワンセットです。

接続の順番は次のとおりに行ってください。

1・故障車のプラス端子に接続

まず最初に、故障車のバッテリーのプラス端子の赤いカバーを外してブースターケーブルの赤を接続します。

端子をワニ口クリップで挟んだら少しグリグリやってしっかり噛ませてください。

2・救援車のプラス端子に接続

救援車のバッテリーの赤いカバーを外し、ワニ口クリップの赤を噛ませます。

やはりグリグリやってしっかり噛ませます。

3・救援車のマイナス端子に接続

救援車のバッテリーのマイナス端子に黒いケーブルを噛ませます。

グリグリやってしっかり噛ませておきましょう。

4・故障車のボディーに接続

最後の接続は故障車側のボディーに黒いケーブルを噛ませます。

ボンネット内のどこかに塗装されていないボルトがありますので、そこにマイナス側(黒)のケーブルのワニ口を噛ませます。

つないだ途端に電気が流れて故障車のバッテリーへの充電が始まります。

※故障車のバッテリーのマイナス端子には接続しません。

最後に黒いケーブルを接続した時に「パシッ」とスパークが発生します。このスパークがバッテリーから発生した水素ガスに引火すると爆発が起きたりして危ないので、バッテリーから少し離れた場所に繋ぐのです。

※直接マイナス端子に接続ません。

エンジンの一部につないでも良いのですが、始動時の振動でブースターケーブルが外れたり、巻き込まれたりするといけないので、私はボルトにつないでいます。

車のボディーにはマイナスの電気が流れているから端子につながなくても大丈夫なのです。

ブースターケーブル使用時の注意

一般的には「赤がプラス側」「黒はマイナス側」に接続します。

気を付けなくてはいけないのは二人で作業する時です。相方が「赤がマイナス」だと思っているとショートさせてしまいますので必ず声かけをしながら接続しましょう。

赤はプラスで行くよ!

了解。黒はマイナスだね。

この様に確認し合いながら作業すると間違いなくて良いでしょう。

いやあ実際あったのですよ。自分のシエンタで助けてあげた時、相手の人はあまり詳しくない方で、赤いケーブルをマイナス側につないでいたのです。

危なかったです。間違ってつなぐと「バシーッ」と派手な音とともにデッカイ火花が出てショートです。

※すぐにブースターケーブルを外せば間に合いますが、あたふたしているとバッテリーが「ボンッ」です。

故障車のエンジンをかける

接続が出来たら故障車のキーを回してエンジンをかけてみましょう。

セルモーターが元気よく回れば大丈夫。

エンジンがかかりました。

ちなみに故障車が大きな車だとすぐにセルが回らない時があります。5分くらい待ってバッテリーに電力が少し溜まってからかけてみてください。

ブースターケーブルの撤収

ブースターケーブルを外す時は接続したのと反対に外してください。

1・故障車のボディーに接続した黒いケーブルを外します。

2・救援車のバッテリーのマイナス端子から黒いケーブルを外します。

3・救援車のバッテリーのプラス端子から赤いケーブルを外します。

4・最後に故障車のバッテリーのプラス端子から赤いケーブルを外します。

これでケーブル外しはオッケーです。

エンジンが回ったまま作業しますので気を付けて行いましょう。

バッテリーのプラス端子のカバー

ケーブルを外し終わったらバッテリーのプラス端子についている赤いカバーをしっかりと戻しておいてください。

救援車側のプラス端子も忘れない様にカバーを戻しましょう。

ボンネットを戻して終わり

最後にボンネットのつっかえ棒を外してパコッとはめて、ゆっくり下ろします。

下ろして上から押し付ければガチャンとロックがかかって閉じることができます。

ボンネット閉め忘れていると、走行中に風圧で開いてしまうかもしれません。忘れない様にしましょう。

エンジンがかかった後

すぐにエンジンを止めてしまうと元の木阿弥。最初から作業やり直しになってしまいます。

しばらくその辺を走り回ってバッテリーを充電しましょう。

近くにガソリンスタンドや修理工場があったらそのまま乗って行って、バッテリーのチェックをお願いしましょう。バッテリーが寿命だったら交換になります。

バッテリー上がりの前触れ

車のエンジンをかける時、何だかセルモーターの元気が無いなあ?と感じたら危険信号です。

セルモーターとは。

キーを回した時やエンジンスイッチを押し込んだ時に「グルグル」とか「キュルキュル」とか鳴ってエンジンを回すモーターのことです。

バッテリーが弱って電力が足りない状態になるとセルモーターの元気がなくなります。

ついにはエンジンを回す力がなくなってしまいエンジンをかけることが出来なくなってしまうのです。

もしも元気が無いと気がついたら、早めにガソリンスタンドか修理工場に寄りましょう。

バッテリーが上がってしまった時のまとめ

ブースターケーブルをつないでエンジンをかけますが、接続には順番があります。

1・故障車のプラス端子へ接続(赤)

2・救援車のプラス端子へ接続(赤)

3・救援車のマイナス端子へ接続(黒)

4・故障車のボディーへ接続(マイナス黒)

赤いケーブルはプラス側、黒いケーブルはマイナス側。

エンジンがかかったら、接続した時と反対にケーブルを外して撤収です。

ちなみに我が家の車は6台ありますが、全車にブースターケーブルを装備しています。

助けてもらう事もありますし、助けてあげる事も出来ますので準備しておくと良いですね。

ちなみにこのブースターケーブルなら、接続の順番を記したタグがワニ口クリップに付いているので安心です。軽自動車、普通車、ミニバン、ワゴン車、RV車、2トントラック位まで対応できるので良いですね。

エンジンがかかった後はすぐにエンジンを止めてはいけません。元の木阿弥、最初からやり直しになってしまいます。しばらく乗り回してバッテリーを充電しましょう。

近くにガソリンスタンドか整備工場があったらそこまで乗って行ってバッテリーのチェックをお願いしてください。寿命だと交換になります。

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