これからは100%化学合成油
自分のシエンタや息子のC-HRには全合成油のカストロールEDGE(エッジ)5W-40を入れてますが、良いオイルなので家族全員の車に入れる事にしました。
余ったEDGEは除雪機にも入れているます。贅沢〜。
このオイルは下が5Wで上が40Wまである高性能なエンジンオイルで、普通にカーショップで買うと6,000円位します。その上工賃も。
私はAmazonで買って自分で交換しています。
旧型シエンタの時は安い鉱物油を入れて、キッチリ5,000km毎に交換していましたが、全合成油のカストロールEDGEの4リットル缶がこの値段で手に入るなら、入れない理由はありません。
エンジンオイルの性能比較
エンジンオイルの性能を大きく分けると製造方法による違いと、等級による違いと、粘度による違いの3項目に分かれます。
実際はもっともっと細かい事がいっぱいあるのですが、普通に車を使うには次の3項目を知っていればとりあえずは大丈夫です。
どんなオイルが良いのか迷ったら「全合成油・SN級・5W-40」あたりを選んでおけば大丈夫でしょう。
製造方法による性能比較
鉱物油→部分合成油→全合成油
・鉱物油は値段が安い代わりに劣化も早いと言われています。
・部分合成油は鉱物油に合成油を入れて性能をアップさせています。中間的な性能です。
・全合成油は100%化学合成油ともいい、化学合成だけで作られたオイルで、性能的には一番ですが、値段が高いのが難点です。
各社ベースオイルに加える添加剤をいろいろと工夫して、性能アップを図っています。
エンジンオイルの規格
SM級→SL級→SN級
オイル缶のどこかにこの等級が書いてありますが、SN級が一番高性能です。
(2018年現在)
店頭に並んでいるエンジンオイルはほとんどがSL級かSN級になってきました。
粘度による規格
10W-30→5W-30→5W-40
5W-40という粘度表示ですが、そもそも5Wって何?40って何?
最初の5Wは低温粘度で、寒い日にもオイルが硬くなりにくく、始動性が良いという事です。
0Wだとマイナス30℃程度まで大丈夫。
5Wだとマイナス25℃程度まで大丈夫。
10Wだとマイナス20℃程度まで大丈夫。
まあ、よっぽどの寒冷地でもないかぎり10Wでも大丈夫という事になりますね。
次の40は高温粘度で、数字が大きくなるほど高温下でもオイル性能が維持出来るとの事。ただ、この数字には何℃程度までという目安がないため、数字が大きくなるほど性能が良いと理解するしかありません。
エンジンをブン回して乗る方は40を選んでおけば良いでしょう。
エコカーのオイル
最近のエコカーはサラサラのオイルを入れるのですね。
シエンタもそうなのですが、指定のオイルがSN級で0W-20になっています。粘度が低くてサラサラのオイルです。たしかに抵抗が少なくて燃費には良さそうなのですが、こんなオイル入れててエンジンは大丈夫なの?って思ってしまいます。
※車種によっては0W-16なんて書いてある車もあってビックリですね!
いつも燃費が良い様に恐る恐るアクセル踏んで、決してエンジンをブン回さない。ストレスたまりそうな運転ですね。私には無理です。
私のチョイスは5W-40
私の住んでいる地域は冬場にマイナス17℃位まで下がりますし、夏場は35℃位まで上がります。
下は10Wでも充分なのですが、時々菅平高原に行ったりするので5Wは欲しいところ。
自分のシエンタはガソリンエンジン車です。普段は燃費を気にしていますが、時々燃費なんて考えないでブン回して走ります。峠道は楽しいですし雪道で遊ぶのも楽しいです。(安全には気をつけています。)
なので上は40を選んでいます。実際のところ30でも40でも…サーキットを走るわけじゃないからあんまり関係ないのでしょうけど、ここら辺は気分の問題です。
というわけで私は、カストロールEDGEの全合成油でSN級の5W-40をAmazonで買って自分で交換しています。
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