感染症を媒介する
たかが蚊とあなどるなかれ。2014年には国内でデング熱に感染した患者が報告され、結構な騒ぎになりました。その時、代々木公園が閉鎖に至った事は今でも忘れることが出来ません。
蚊が媒介する感染症については、国立感染症研究所やWikipediaにて詳しく掲載されていますのでそちらをご覧いただくとして、今回は個人で出来る対策と、あると便利なグッズを紹介します。
個人で出来る対策
普段から気にかけている事で、少しでも発生を抑えることが出来ればそれに越したことはありません。私が本日行った対策は以下のとおりです。
発生源を断つ
幼虫はボウフラと言いますが、家の周りの水たまりによく湧きます。早速自分の家や親父たちの家の周りをチェックしたところ居たので退治しました。
その1 バケツの中の水たまり
花壇の近くに置いてあったバケツの中に、先日降った雨が溜まっていました。
今回はここにはボウフラは居ませんでしたが、バケツをひっくり返して水を捨てておきました。
その2 廃品置き場の鍋の中
ゴミ置き場に使わなくなった鍋が捨ててありました。そこにも先日降った雨が溜まっていました。
ここにもボウフラは確認できませんでしたが、こんな場所でも真夏になると、ほんの2~3日でボウフラが発生してしまいます。
鍋に水がたまらない様にひっくり返しておきました。
その3 廃タイヤの中の水たまり
使わなくなった古タイヤを屋外に置いておくと結構な量の水が溜まります。中を覗き込んだら居ましたボウフラが。
小さいので写真にうまく撮れなかったのですが、すぐにコンクリートの上に引っ張り出して中の水を捨てました。
ボウフラはどんな奴
体長1cm位の茶色い棒みたいな奴で、水の中に頭を下にして浮いています。のぞき込んだり周囲を叩いたりするとCの字みたいな形になってクネクネ泳いで底の方に逃げて行きますのですぐにわかります。
こいつを見つけたらひっくり返して水を捨てるか、池まで持って行ってジャーっと空けると金魚の良い餌になります。ただ、雨水の集まる四角いマスなど、ひっくり返すことが出来ない場所には薬剤を投入します。
ちなみにこれです。
家の中での対策
昔から渦巻き状の蚊取り線香が有名ですね。我が家でも使っています。何とピンクの缶のローズの香り(笑)
普通の緑の蚊取り線香より匂いが優しい気がします。
そのまま煙を出しても面白くないので豚の入れ物に入れて焚いています。
プッ。この顔が良いですね。
寝室など、煙を嫌う場所では電子蚊取りを使用しています。最近のお気に入りはこちら。また豚です。
アースノーマット蚊取り黒豚(笑)60日間有効がうれしいですね。ボトルを腹の下にはめてコンセントを差して尻尾のスイッチを入れるだけの簡単さ。スイッチが入ると尻尾が緑に光ります。
どうせやるなら楽しいグッズを用意して蚊対策をすると良いですね。
屋外での対策
山歩きに出かけたり、キャンプや焼き肉などでも蚊に狙われます。山に居る蚊は俗にいう藪蚊(ヤブカ・ヤブッカ)という奴で、刺されると痒いのなんの。
まずは長そで長ズボンで刺されにくい支度で出かけましょう。それでも服の上から刺されてしまう事もあるので注意が必要です。
こういう時には虫よけスプレーが役に立ちます。
我が家ではこの2種類を使っています。
緑の缶は人間用で、オレンジの缶は愛犬ポポちゃん用です(笑)
蚋(ブユ・ブヨ)にも効果ありです。
もしも刺された時の対処法
これだけ対策をしても刺されると時は刺されます。やられたらこちら。
私は昔から虫刺されにはムヒS軟膏を使っています。またはキンカン。
キンカン塗ってまた塗って♪
どちらも虫刺されには定番ですね。
自分で行う蚊対策まとめ
・水たまりにはボウフラが居る。見回り強化で未然に蚊の発生を防ぎましょう。
・家では蚊取り線香やノーマットで蚊をやっつけましょう。
・屋外ではスキンガード(虫よけスプレー)で蚊を寄せ付けない様にしましょう。
・もしも刺されたら虫刺され薬を使いましょう。
※対策グッズや薬は使用上の注意を良く読んで使ってください。
また、刺された後に体調が悪くなったり熱が出たりしたら早めに医療機関を受診してください。その際、蚊に刺されてから調子が悪いことを告げてください。
たかが蚊とあなどらず、しっかり対策を行いましょう。
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