オクラのぬめり成分は身体に良い

ヌルッとした成分はペクチン、ガラクタン、アラバンといった食物繊維で、ペクチンは整腸作用があって便秘良いとか、コレステロールを排出する作用があると言われています。

また、βカロテンやカリウムも豊富ですし、カルシウムも豊富ですす。これは自分で育ててたくさん食べたいですね。

発芽率が上がる

オクラの種は硬い殻に覆われているため、ペットボトルに水と一緒に入れて一昼夜浸しておくと良く芽が出ます。

ぬるま湯に入れて保温しておいても良いですし、日向においてお日様の力で水からぬるま湯にしても良いです。

24時間浸してから取り出したオクラの種です。

40粒位入っていましたのでいろいろな蒔き方で栽培してみようと思います。

オクラの種蒔きと栽培管理

高温を好む野菜なので、日当たりのよい場所に栽培します。

土づくり

・植え付けの2週間くらい前に苦土石灰を1㎡当たり100gまいて良く耕しておきましょう。

・植え付け1っ週間くらい前になったら野菜の肥料を1㎡あたり100g程度と堆肥1kg程度をまいて耕しておきましょう。

・幅70㎝位、高さ15㎝位の畝を立てて黒マルチを敷いておきます。

これで土の準備は完了です。

直蒔き

黒マルチのところに株間30㎝、深さ1㎝位の穴を空けて一ヶ所3粒ほど種を蒔き、発芽したら間引きます。

種まきから9日で発芽しました。

ポット植え

ポットに種を蒔いて少し大きく育ててから植え付けます。土は作った畑の土です。

発泡スチロールの箱に入れて暖かくしておきます。夜は透明マルチをかぶせて保温しておきました。

種まきから10日で発芽しました。

写真の中央に微かに出た芽が見えるでしょうか。ポットで手厚く管理した物が一番遅い結果となりました。

プランターで栽培

畑があるので無理にプランターで栽培する必要もないのですが、うまくいくか実験でやってみました。種まきから8日で発芽しました。この写真は発芽二日目です。

何とプランターに蒔いた種が一番早く芽を出しました。

家の軒下の南向きの壁の前に置いてあったので、案外暖かかったのではないかと思います。

発芽までの日数

観察の結果、オクラの発芽には8日から10日かかるという事がわかりました。

その後、成長したオクラの様子です。これは一番成長の良いプランターのオクラです。

アブラムシに注意

成長してきた時に気をつけなくてはならないのがアブラムシです。

ここからはアブラムシとの戦いです。葉っぱの裏側に居るので気がつきにくいのですが、裏返してみるとご覧の通り。

この黒い小さいやつです。こいつがたかっていると、だんだん葉っぱがクシャっとしてきます。更に放っておくと葉っぱが落ちてしまいます。あまりひどいと枯れてしまいます。

牛乳で対応

牛乳をそのままか、少し薄めてスプレーすると良いです。

牛乳の幕で窒息してしまうとの事。お試しください。

オクラの花が咲いた

黄色っぽいはなが咲きました。その後花はポロリと下に落ちてしまいます。

花が落ちた後しばらくすると実が膨らんできます。

成長したオクラの実です。もうちょっとで収穫ですね。楽しみです。

種をまいてから75日位経過してここまで大きくなりました。

追肥のタイミング

最初の収穫が終わったら化成肥料(野菜の肥料)をパラパラとまいてあげましょう。

畑の場合は1㎡あたり30グラム程度です。プランターの場合は少しの量をパラパラです。

その後は半月に一回程度追肥してあげましょう。

初の収穫

7月20日夕方、初の収穫を行いました。

私の職場のデイケアに通ってくるバアちゃん達が言うには、「オクラは早めに収穫しないと硬くなっちまってダメだ。」と言います。

7cm位で収穫しようと思っていたら長い物は10cmになっていました。ここまで来ると成長が早くて2日も見ないと大きくなってしまいます。

確かに大きいのは筋張っているというか、硬かったです。天候のせいもあるのかな?

追記:その後のオクラは硬いこともなく美味しくいただく事ができました。

自分で作ったオクラ万歳!

ちょっと硬かったけど、味というか、食感というか。最高でした。

5月1日に種を処理して、そこから栽培が始まりましたので、オクラは収穫までに2ヶ月半ちょいかかる事がわかりました。

家庭菜園の話