甘くて美味しい中玉トマト
先日ホームセンターへ寄ってDIY用品を物色していたところ、フルーツトマトの苗が目に留まりました。トマト名人坂本さんの顔写真が付いてる札が目を引きます。
栽培手順
名前にフルーツが付くこのトマト、味はかなり期待してしまいます。
作り方の基本は他のミニトマトと同じ感じで良いはずです。付属の札にも栽培のポイントが記載されていますので読みながら作りましょう。(ただし、字がものすごく小さいので虫眼鏡が必要です。)
土づくり
今回は畑の土を振るって石っころを取り除いてプランターに入れました。元々1㎡あたり100g程度の野菜の肥料をまいてから耕うんしてある土ですのでそのまま使いました。
土がなければプランター用(野菜用)の土を購入して栽培すれば大丈夫です。
苗の植え付け
深めのプランターに土をたっぷり入れて、苗は深く植えないようにしました。
ポットから苗を取り出したところです。白い根がまわっています。
プランターの土を軽く掘ってから穴の中に置いて、周りから土をかぶせます。
土を押さえつけたりしないで、ふわっと浅めにうえておけば大丈夫です。
たっぷり水をあげておきましょう。
根付いてしまえば水はそんなにやらなくても良いので、軒下に置いてしっかりとお日様に当ててあげます。なるべく雨が当たらないようにしてあげましょう。
水は朝、出勤前にあげておけば大丈夫でしょう。夕方しおれていても大丈夫。トマトは少しくらい水が足りないくらいが丁度良いです。
植え付け後の管理
とりあえず、もうちょっと伸びてきたら支柱を立てて、麻紐などで軽くしばってあげます。
だいぶ成長しました。上の方をもう一箇所しばってあげましょう。
しばらく放っておいたらわき芽が大きくなってしまいました。
わき芽かき
本枝と葉っぱの間から出てきたわき芽は手で摘み取り、一本立ちにします。
ハサミを使わず手で摘み取った方が病気の予防に良いとのことです。
ちなみに、摘み取ったわき芽はポットに刺して水をあげていると成長します。
最初は元気が無くなってしおれてしまいますが、根気良く水やりを行っているとだんだん根付いて元気になります。そううしたらしめたものです。
わき芽の様子も写真を追加しながら追記したいと思います。
追肥の時期
一段目の実が直径2cmくらいになった頃パラパラと野菜の肥料をまきました。
その後半月に一回くらいでパラパラと追肥を行いました。
トマト用の肥料について
トマトの肥料として売られているものがわかりやすくて良いと思います。
チッ素成分が少ない肥料を施すと良いそうで、専用の肥料はトマトに合うように調合されているので、そちらを使ったほうが無難でしょう。
私が使っているのは普通の化成肥料(野菜の肥料)ですが、次回は専用の肥料を使ってみたいと思います。
量ですが、プランター栽培なので難しいのですが、一回に手のひらに乗るくらいでまきました。
量も時期もまあまあ適当です。
栽培環境について
以前テレビで見た事があるのですが、原種は南米で、水の少ない荒地みたいなところに生えています。砂と岩だらけの場所で、岩の間から生えている原種のトマトを見つけるという企画だったと思います。
日本で売られているトマトの苗は品種改良されているものですが、原種の生育環境に近いような栽培で良くて、水は少なめで肥料はチッ素が少ないものを与えると甘くて美味しいトマトになるそうです。
かわいそうだからと、ドバドバ水をあげる必要はありません。
畑で栽培する時は雨よけを作ってあげて、雨が直接当たらないようにしてあげると良いでしょう。
フルーツトマトの花と実
これがフルーツトマトの黄色い可愛い花です。かなり背が伸びて1mくらいになってからの花です。
この花が咲いた頃一段目の実が赤くなりました。
最初に付いた実はちょっと小さめですね。
摘芯はしない
大玉トマトの場合は8段目位まで伸ばしてから頭を摘み取って止めますが、小玉中玉は止めずにおきます。
秋になっても結構収穫ができます。
また、下のほうで枯れ始めた葉っぱは摘み取ってしまいましょう。収穫が終わった段より下の葉も摘み取ってしまいましょう。
もうすぐ初の収穫です。味はまた追記します。
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