水道菅のPCV20で作るぜ

何と、塩ビ管で尺八を作って欲しいという面白そうな依頼が来たので紹介します。

何だか吹き口のところの角度とかが難しそうですし、そもそも何で水道管で作るの?普通に竹の尺八を買った方が良いのでは?という疑問をかかえつつも買い出しに。

材料費はたった300円以内

気になってAmazonで尺八の値段を調べてみたところ、最初に出てきたのは75万円?たっ高!プラスチック製の物でも12,800円くらいするのですね。

今回私が買った材料は以下のとおりです。

・PVC水道管20mm 長さ100mmが1本 248円

・継手ソケット 1個 37円

合計285円(税込)

あれまあ安い。これなら手作りしてみようという気になりますね。

水道管尺八作りの材料と道具

水道管尺八の採寸と図面

サンプルで持ち込まれた物から寸法を計り出して図面にしました。

全長は49cmで、吹き口のところは継手はめてから斜めにカットしていますが、この角度がうまく再現できるかどうかで鳴りが違ってくるのでしょう。

水道管尺八製作手順

そもそも塩化ビニールの菅で作った尺八から音が出るのだろうか?疑問に思いつつもサンプルで持ち込まれた物を吹いてみたら、あっさりピョウ〜っと音が出ました。私は昔フルート吹きだったので簡単に鳴らす事が出来たのかもしれません。

1・継手の角落とし

カッターを回しつつ継手を軽く当てて角を落としておきます。接着する前にやっておかないと後では難しいでしょう。

2・継手を接着

塩ビ用の接着剤をたっぷりつけてから塩ビ菅に入れてグッと押し付けて15秒くらい力を入れたままにします。

3・継手部分をカット

カッターにセットして吹き口部分を作って行きます。まずは真っ直ぐに切り落とします。

4・吹き口部分をカット

図面を参考に斜めにカットして行きます。あらかじめラインを細いマジックで書いておけばやりやすいでしょう。

こんな感じです。

5・吹き口の仕上げ

刃物を研ぐための回転砥石を使って吹き口を綺麗にしつつ微調整を行いました。

仕上げは400番の耐水ペーパーを使って水研ぎしました。

6・穴開け

本物の尺八から穴の位置とサイズを採寸したわけではないので正しいかどうか自信がありませんが、持ち込まれたサンプルから測ったとおりボール盤を使って穴を開けてみました。刃は木工用の10mmです。

表に4箇所、裏に一箇所開け、ササクレは耐水ペーパーを丸めて差し込んで回してきれいに仕上げました。

全体をペーパー掛けしてラインや文字を決して完成です。

右が持ち込まれたサンプルで、左が今回作った尺八です。

とりあえず音が出た

早速吹いてみたところ音が出ました。

音階は良くわからないので音が出るかどうかだけですが、ピョーっと良い音が出たので良しとしましょう。

さて、依頼主は喜んでくれるでしょうか。

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