入門用エアーブラシの故障と修理

ガンプラはじめ、いろいろなプラモデルや、ひょうたんまで塗装していたスプレーワークですが、だいぶ前から調子が悪いのです。

かなり使い込んでクタビレた感がいっぱいですね。

今回、バラシて内部を見てみましたので紹介したいと思います。

不具合の症状

どんな不具合が出ているかというと次のとおりです。

症状1 波がある

シュシュ!シュシュシュシュと出てくる空気が妙に波打つのです。塗装していてやりにくいのなんの。

症状2 圧が低い

以前はもっと勢い良く出ていたと思うのですが、最近は弱いのです。トリガーを目一杯にぎっても塗料が出てきません。だめだこりゃって感じです。

スプレーワークをバラしてみる

1・ひっくり返すと底に穴が4箇所開いていますので、プラスのドライバーを使ってネジを外します。

2・本体カバーを外と黒いケースが出てきます。

四隅と真ん中に一本、合計5本のネジを外すと中に入っているポンプが見えます。

何だこのポンプは?

いかにも弱そうな素材で出来た蛇腹を、伸ばしたり縮めたりしながら空気を送り出しているのですね。この蛇腹が何箇所も切れています。これでは圧が弱いわけです。

こんな弱そうな素材で作ってあるなんて。
使わずに保管しておいても4〜5年もすると劣化してしまいそうな感じです。
使えば使うほどダメになるのが早くなりそうです。

はて、どうしたものか。
とりあえず何とか使えるようにしないと、今作っているガンプラの塗装に困ります。

補強できる材料はないものかと探したところ、3Mの医療用のテープを発見。
先日怪我した時に皮膚科の先生が出してくれたものです。
柔らかくて伸び縮みするし、切れにくいので案外補強に良かったです。

これをぐるっと貼ってから元どおりに組み直して電源を入れてみました。

圧が復活しました。
波についてはありますが、とりあえず圧が戻ったのでこれでやってみようと思います。

スプレーワークの修理まとめ

このタイプはポンプの素材に問題ありです。
長持ちはしないでしょう。この商品はあまりオススメできないですね。ダメです。

とりあえずの修理はしましたのでしばらく使いますが、お財布に余裕ができたら他のメーカーの物を購入しようと思います。

出来れば空気タンクが付いていて、噴出圧の調整まで出来る製品が良いのですが、お金かかるし場所もとるので次もコンパクトなものにしようと思います。

追記:別の物を購入しました。

なかなか具合良く塗装できます。

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ガンプラの作り方