今回のプランターでの栽培実験は五寸人参(ごすんにんじん)です。寸(すん)というのは昔使っていた長さの単位なのですが、一寸が3.03cmなのでその五倍で大体15cmくらいになる人参ってことです。

プランターで栽培できるか実験しよう

今まで畑で作ったことはあるのですがプランターでは作ったことがありません。玄関先やベランダに置いて栽培できると面白そうなのでやってみることにしました。

五寸人参の栽培時期

私が買った五寸人参の種の袋には、種をまいてから収穫まで110日と書いてあります。収穫したい時期を考えて種まきをします。

温暖な地域では4月初めから5月中頃まで。寒冷地では5月初めから7月初め間頃までに種まきをすれば良いでしょう。

発芽適温が15℃〜20℃とされていますので、あまり早く種まきをしない方が良いでしょう。

五寸人参

必要なものと栽培方法

・プランター 高さ15cm〜20cm位(空いていた物を使いました。)

・プランターの土(二十日大根で余った物を使いました。)

・五寸人参の種 (198円)

今回の栽培では二十日大根で買った物の残りを使いましたので種代の198円だけかかりました。

種まきの手順

5月25日に種まきを行いました。

用意したプランターにプランターの土を入れます。

種の袋から手のひらに種を出します。こんなに小さいので一粒一粒まくのは大変です。

プランター五寸人参

土に筋を付けてから親指と人差し指でつまんでパラパラと種をまきます。筋と筋の間隔は10cm位です。

プランター五寸人参

種をまいたら軽く1cm位土をかぶせて手のひらで軽く押さえておきます。

プランター五寸人参

よ〜く水をかけておきましょう。

プランター栽培

芽が出るまでの管理

人参は芽が出るまで結構時間がかかりますが気長に待ちましょう。その間、乾かしてしまわないように朝夕の水くれを必ず行います。

あまりに乾く日は昼にも水をやりましょう。

6月10日ようやく芽が出た五寸人参です。約2週間かかりました。6月2日には北海道で雪が降る位冷え込みました。この辺りもだいぶ寒かったので遅れが来たかと思います。今まけばもうちょっと早く発芽するのではないかと思います。

プランター栽培

間引きと追肥

芽が出てから葉が開いたら間2㎝〜3㎝位になる様に間引きます。

本葉3枚くらいになった時にもう一回間引いて間6㎝から8㎝位になる様に間引きます。狭いプランターで作るのでこの位で一本立ちにします。

本葉が6枚程度になった時に野菜用の肥料をパラパラとまいてからプランターの土を追加する予定です。

畑で栽培する時は土寄せを行うのですが、プランター栽培なので土の追加になります。土が足りないと人参の上の方が緑色になってしまいますのでたっぷりと追加しておけば良いでしょう。

収穫時期

種をまいてから110日(三ヶ月半)と書いてありますのでその頃を見計らって収穫する予定です。まあ、形になっていればそんなにこだわる必要はないでしょう。

今後は順次写真を追加しながら追記して行きます。

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