美味しいトマトはいかが

割合手間がかからないで簡単に栽培できるミニトマト。夏になったら赤くて甘い実をちょっとつまんで食べたり、お弁当に入れたりしてもいいですね。

今回はバケツで栽培している様子をお伝えしますが、深めのプランターでも大丈夫です。ベランダや玄関の横に置いておけるので成長の様子がよく見えます。

バケツ栽培の手順

何しろ不要になったバケツで行うので、費用が安く済む事がいいですね。

用意した物

・ミニトマトの苗(こくうまトマト)

ホームセンターで買ってきた苗

ホームセンターなどで買ってきますが、苗が小さい場合は家で大きくしてから移植すれば良いでしょう。

いろいろな種類がありますので、いくつか買ってきて栽培するのも良いでしょう。

フルーツトマトもおすすめです。

・バケツ又は深めのプランター

今回用意したのは酢蛸が入っていたバケツです。昔、魚屋さんでもらったものが小屋の奥にしまってあったので使用しました。

酢蛸が入っていたバケツ

・プランター用培養土

畑を持っていなければ土の確保に困るでしょう。そんな時はホームセンターで買ってくれば大丈夫。バケツ一個で20リットル一袋入ってしまいますので多めに買いましょう。

畑を持っている方は1㎡あたり100g程度の化成肥料をまいて耕運しておいた畑の土を使えば大丈夫です。

バケツ栽培の手順

・バケツの底に10mmほどの穴を数箇所開けておきましょう。プランターの場合はそのまま使ってください。

水抜き穴

・八分目位まで畑の土を入れてから、ポットから苗を抜いて根を崩さないように注意しながら移植します。

バケツに移植

・浅めに植えて土を寄せてから軽く押さえておきましょう。その後で少しプランターの土を上から入れておきました。

全部プランターの土で栽培した方が楽ですね。

・最後に水をたっぷりあげておきましょう。

バケツに移植したミニトマトの苗

ミニトマトの栽培に適している場所

通常畑で作る場合は雨よけハウスを作ります。

・なるべく雨が当たらない壁の前などで、暖かい所に置いてください。

後ろに壁があると輻射熱があって暖かです。また、壁のすぐ近くなので雨も当たりにくいので最適なのです。

支柱を立てて倒れないように

成長してくると少しの風でもユラユラしてしまいます。支柱を立てて麻紐などで軽く止めておきましょう。成長して茎が太くなりますので、ゆるゆるに止めておけば大丈夫です。

ゆるく止める

成長とともに所々ゆるく止めてください。

わき芽摘み

わき芽が出てきたら小さいうちに摘み取っておきましょう。

ハサミを使わず手で芽かき

ハサミで切るとウイルスなどが伝染しやすいので手で摘んだ方が良いとされています。

追肥を施す

最初の実が付き始めたら野菜の肥料をパラパラとまいておきましょう。

肥料パラパラ

バケツの土が沈んでいる様ならプランター用の培養土を足しておきましょう。

ここまでくれば後は実がつくのを待つばかりです。実が付き始めたらまたパラパラと蒔いておきましょう。

最初の実

ミニトマトの収穫時期

実が真っ赤に熟したら収穫時期です。ハサミでチョキンと切って食べてみましょう。熟しすぎるとかえって美味しくありません。適期を逃さない様にしましょう。

玉割れに注意

収穫間際に雨に当たったり、たくさん水をあげすぎると玉割れがおきてしまいますので注意です。

摘芯はしなくて良い

大玉トマトは摘芯して頭を止めてしまいますが、ミニトマトは夏を越してもまだまだ収穫出来ますので摘芯はしません。

枯れた葉っぱなどは取り除いておきましょう。

ミニトマトは割合簡単に栽培できるのでやってみてはいかがでしょうか。