が〜ん。やっちまった。車に傷がついてしまったらちょっとテンションが下がります。
今回は自分で出来る車の傷の応急修理のお話です。
もしも車が傷ついてしまったら。
気を付けていたのにちょっとの油断で縁石やポールにコスってしまった!車に乗っているとこんなことが起きるものです。が〜ん。ちょっと油断してしまいました。ポールの白い塗料が目立ちます。
ドア2枚分の傷とへこみですので、安くお願いしても5万円から6万円位の修理代ってところでしょうか。
とりあえず行う応急修理。
今回はちょうど大型連休の直前だったので修理工場がストップしてしまいました。
このままお出かけをするのは超はずかしいと思いませんか?食料の買い出しやら行楽の予定なんかがあるのですが、これではちょっとね。
そこで、自分で傷を目立たないようにしてみましょう。
車のキズ隠しに必要なもの。
コンパウンド =細かい粒子で表面を削ってを目立たなくします。今回は面積も大きいので缶入りのものを使いました。ホームセンターのカー用品コーナーに売っています。
有名どころはHoltsかSoft99ですね。どちらのメーカーの物を買っても大丈夫です。
コンパウンドには粗目、細目、仕上用と種類もありますが、私は中間の細目用をよく使っています。
チューブ入りの3本セットもありますのでそちらを買えば粗目、細目、仕上用と全部揃います。
(写真はクリックで拡大表示できます。)
なんと、この3セットはプラモデルの塗装を磨くにも重宝しています。
ウエス=コンパウンドを付けて車の傷を拭くために使います。私は要らなくなった温泉タオルを使っています。
車のキズ隠しの手順。
1・コンパウンドの缶の蓋をマイナスドライバーなどを使って開けます。
2・ウエスにコンパウンドを少量付けてボディーについた傷を拭きます。少し力を込めて何度か繰り返して拭いてください。
次第に付いた塗料が取れて傷も目立たなくなってきます。コンパウンドのザラザラした感じが無くなって滑らかな拭き心地になって来るとツヤが出てきます。
3・もう一度コンパウンドを付けて他の場所を拭いてください。これを繰り返しながら付いてしまった塗料を取ったり傷を目立たなくして行きます。
こんな感じに仕上がります。
白く付いていた塗料がきれいに落ちています。まあまあですね。これなら買い物に出かけても恥ずかしくないでしょう。
ちなみにもう一度応急修理前の写真です。
やって良かった。
コンパウンドはコスリ過ぎに注意。
コンパウンドは塗装表面を細かく削っています。あまりコスリ過ぎると元々の塗装を多く削ってしまいますので注意しましょう。
本格的な修理は早めに専門家にお願いしましょう。
何と言ってもプロの仕事にはかないません。いつもお世話になっている車屋さんを通して板金塗装屋さんにお願いしましょう。
塗装が剥がれて地金が出てしまっていると、そこからサビが出てしまいます。すぐに修理できない時はタッチアップペイントで地金に色を塗ってサビを防ぎましょう。
ちなみに私は家族みんなの車の色を揃えています。左から4本はHoltsのもので、右の黄色いのがSoft99のものです。
※ちなみに、ボンネットを開けるとフロントウインドウ近くにプレートがあってカラーコードが書いてあります。
交通事故の場合の修理はちょっと待って。
相手が居て自動車保険を使うような事故の場合、修理はちょっと待ってください。
必ず保険屋さんから修理OKのサインが出てから手をつけましょう。
今回のまとめ
なるべくぶつけたりコスったりしたくありませんが、車に乗っている以上どうしてもやってしまうのもです。小さな傷だったらコンパウンドやタッチアップペイントで修正して我慢しましょう。
大きな傷はプロにお任せしましょう。
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