以外と簡単な栽培方法
ジャガイモといえばホクホク系の男爵芋とねっとり系のメークインが定番でしたが、最近は種類も増えました。中には赤い芋や紫の芋まであってビックリですし、黄色いキタアカリは柔らかくて美味しかったです。
男爵芋の植え付け方
ジャガイモの中でも私が好きなのはやっぱり男爵芋。先日、私の家庭菜園用の畑に種芋を植え付けましたので方法を紹介します。
我が家での栽培日程はおよそこの表のとおりです。
種芋は買ってくる
JAやホームセンターなどで売っているものを買ってきます。スーパーなどで売っている食用のジャガイモは芽が出ないように処理されているからダメです。
昨年収穫して残っている芋も、とりあえず芽が出て芋はなりますが、病気になっている可能性が高いですし、収量が上がらないのでダメなのです。
種芋の切り方
しっかり芽出ししてから植え付けると良いです。
大きな種芋は四つ切りにします。
中くらいの芋は二つ切りにします。
必ず切った一片に芽がある様に切ってください。
小さい芋はそのまま植え付けてしまいます。
切ったら傷口を乾燥させるため日陰に三日〜一週間ほど置いておきます。
ちなみにキタアカリは切り口が黄色っぽく見えます。男爵は白っぽく見えます。
なんだか美味しそうに見えるのでこのまま食べてしまいたい(笑)
切ってから三日経過した種芋です。表面が乾いて灰色になっています。こうなったら大丈夫です。
畝立ての方法
1㎡あたり100g程度の野菜の肥料をまき、よく耕しておき、1週間くらいしたら植え付けます。
深さ10cmほどの溝を掘ります。
隣の溝との間隔は60cm位です。
30cm 〜40cm間隔で切り口を下にして種芋を置き、上から土をかぶせてください。種芋の上に5cm程度土がかぶれば良いでしょう。
ジャガイモの芽が出ました。
芽かきの時期と残す本数
芽が出て10cmほどになったら一株で2本から4本程度に芽数を調整します。
残す芽を少なくすると大きな芋になり、多くすると小さな芋がたくさんできます。芋を大きくし過ぎると中が空洞になったりして良いものができません。小さい芋ばかりだと料理の時に面倒です。
細い芽をハサミで切って太いのを3本残しました。
一回目の追肥と土寄せ
芽かきが済んだら野菜用の肥料を1㎡あたり30g程度まいて土寄せを行ってください。
二回目の追肥と土寄せ
花が咲く頃に野菜用の肥料を1㎡あたり30g程度まいて土寄せを行ってください。
二回目の土寄せはしっかりと行って芋が露出しない様にしましょう。光に当たって緑になってしまった芋は食べることができません。
これがジャガイモの花です。紫の中に黄色で色合い的には結構綺麗です。
ちょっと早めの収穫
7月初旬から中旬頃になったらちょっと掘ってみましょう。この頃の若い芋は茹でて食べると最高に美味しいのです。
洗うだけで皮もむかずにそのまま茹でて塩を振りかけて食べるのです。柔らかくてホックホク。これも自分で栽培する楽しみの一つです。
ジャガイモの収穫時期
下の葉っぱが枯れてくるのでわかります。時期的には7月下旬から8月上旬くらいです。
植え付けの時期や標高などによって変わります。試し堀をしてみるのも良いと思います。収穫適期を逃さない様にしましょう。
なるべくお天気が続いて土が乾いている時に収穫してください。土が濡れている時は収穫した芋が腐りやすくなってしまいます。
スコップを使って広めに深めに掘り起こしましょう。
収穫直後の男爵芋の食べ方
掘り起こした芋は、新鮮な味を楽しむために、茹でて塩か醤油バターで食べるのが最高ですね。ホックホック。
次は新聞紙に包んでさらにアルミホイルで包んで焼き芋。これがまた最高。
自分で栽培している人の特権みたいなものです。
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