トウモロコシをポキっと折って、新鮮なうちに皮をむいて、お鍋で茹でてアツアツのうちにガブッと食らいつく。これが最高に美味しい食べ方です。

焼きモロコシにすれば子供達も大喜び。

割と楽な栽培方法

ちょっとした畑があれば栽培できますし、真夏の暑さにも強いので管理も簡単です。私は昨年、無農薬で栽培できました。

都会に住んでいる方はマンションのベランダでプランターでもできてしまいます。

適期と手順

まずは栽培管理表に大まかな流れを記しておきましたので参考にしてください。

とうもろこし栽培時期

種まきの時期は温暖な地域なら6月いっぱい頃まで可能かと思います。
(品種にもよりますので、種の袋の裏面を確認してください。)

6月になってホワイトコーンの種をまきました。良かったらそちらもご覧下さい。
ホワイトコーンを栽培

土作り

1㎡あたり100g程度の苦土石灰をまいてからよく耕します。堆肥や腐葉土なども入れておけば良いでしょう。とうもろこしの根がよく伸びるように、深さ30cm位までは充分に掘り起こしておきましょう。

だいたい種まきをする1週間位前には、1㎡あたり200g程度の野菜用肥料をまいてもう一度耕しておきます。

とうもろこし栽培方法

(写真はクリックで拡大できます。)

プランターで栽培する場合は深めのプランターと市販の培養土を購入すれば大丈夫です。

種まきの時期

4月中旬から5月中旬頃までに行います。霜の心配がある場合はポットで育ててから移植する方法もあります。

種まきの方法

まず、幅70cm〜100cm、 高さ10cmの畝を作り、2列に種をまきます。隣同士の株間は50cm〜60cm位で、30cm間隔で深さ2cmほどの穴を開けます。

とうもろこし栽培方法

教科書通りに行えば、一つの穴に種を2個まいて後で間引きをするのですが、最近の種は発芽率が良くてほぼ100%発芽します。もったいないと思う方は一つの穴に1個の種でも良いでしょう。

とうもろこし栽培方法

土をかぶせたら種の空袋を棒にテープで止めて刺しておきましょう。

とうもろこし栽培方法

ポットで作る場合はポットに土を入れて2粒づつ種をまいて2cm位土をかぶせて水をまいておきましょう。

とうもろこし栽培方法

ポットのサイズは直径9cm位のものが使いやすいでしょう。この様にカゴに入れて、夜は軒下などに移動して霜に当てない様にしています。

とうもろこし栽培方法

本葉2枚から3枚になった頃に移植してください。植え付けが遅れない様に気をつけましょう。

プランターで作る場合は直接種まきをしてください。乾きやすいので水やりはこまめに行いましょう。

発芽したピーターコーン

種まきからおよそ一週間くらいで芽が出ます。これは発芽してから3日位のピーターコーンです。とんがった葉っぱがクルッと巻いた様に出てくるのでわかります。明らかに他の雑草とは違います。

ポットに蒔いた種も発芽しましたので畑にマルチを敷いて移植しました。

マルチを敷かない場所との比較が出来るので楽しみです。

黒マルチで移植

マルチを敷くと地温を高くできますし保水も可能。草にもならないので楽チンです。

ポイント:必ず2列以上で栽培する。

トウモロコシは1列だけだと実のつき方が悪くなります。他の株の花粉がつかないといけないので2列以上で栽培して受粉しやすい様にするのです。

プランターで作る場合は2個以上並べて作ると良いでしょう。花が咲いたらてっぺんの雄花を取って実についている雌花に花粉をふりかける様にして人工受粉します。

ポイント:隣の株と受粉させてください。

早い時期にまく時や、春が遅い地域の方はマルチを敷いて栽培するのも良いでしょう。雑草防止にもなりますし保水の効果もあります。

間引きと除草と土寄せ

5月20日 本葉が3枚から4枚程度になったら1カ所で1本になるように、大きくて元気の良さそうな一本を残して間引きます。小さい方の根元をハサミでチョキンと切れば大丈夫。かわいそうな気もしますが思い切って間引きましょう。

そのあと、周りの除草を行いつつ根元に土を寄せておきました。

ハニーバンダム

追肥と土寄せ

丈が40cm位になったら野菜用肥料を追肥します。1㎡当たり30g程度、手のひらに取って根元にパラパラとまいてください。

肥料をまいたら株が倒れない様にするために土寄せを行います。周辺の土をクワなどを使って株の根元に集めてください。

プランターの場合は培養土を追加したり支柱を立てて転ばない様にしてください。

実の間引き

私は株1本当たり2個だけ残して他の実は欠き取っています。大きいものから残します。残した実に栄養が行き渡る様に早めにかき取りましょう。

欠き取った小さな実はヤングコーンと言います。皮をむいて茹でて食べると美味しいですよ。

プランターで作る場合は大きいのを1個だけ残して間引きましょう。

ポイント:株の根元のわき芽は残す。

以前は根元のわき芽は小さいうちに欠き取るものと言われていましたが、今は残しておいた方が良いとされています。

害虫防除

アワノメイガ:農薬を使いたくない時は雌しべが出揃って受粉が終わった頃に雄花を根元から折って取ってしまいましょう。雄花から雌花に幼虫が移動するのを防げるそうです。

大量に栽培した場合、一番手っ取り早くは殺虫剤を散布します。デナポン粒剤をパラパラまくと良いでしょう。

※雄花は株のてっぺんに咲く花で、雌花は実に咲く花です。

アブラムシ:株が大きくなってから発生したアブラムシは気にしなくても大丈夫ですが、防除するならオルトラン水和剤が良いでしょう。

※農薬は用法用量をしっかり読んで使いましょう。

害鳥予防

カラスに狙われるとひとたまりもありません。カラスが多い地域では防鳥ネットで全体を覆いましょう。また、実を黄色いネットで覆うのも効果があると言われています。カラスは黄色はよく見えないらしく、どこに実があるのかわからなくなるそうです。

害獣予防

私の住む地域ではタヌキやアナグマの被害が大きいです。奴らは食べ頃を知っています。明日収穫しようと思っていると、その日の夜に荒らされてしまうのです。本当に頭にきてしまいます。

私は畝の周り全部を囲う様に柱を立てて、そこにネットを貼って防いでいます。下から入られることがあるので土に埋めています。

収穫適期

雌しべ(実の上についている毛)がほとんど茶色くなって枯れてきたら収穫適期です。

自信がなければ先っぽの皮をちょっとむいて身の入り具合を見ても良いです。

収穫適期を逃してしまうと味が落ちてしまいます。実も硬くなってしまいます。遅いより早い方が良いですね。

収穫出来そうだったら手で実を握って手前に倒すようにすればポキっと折れます。

収穫したものはとにかく早めに食べた方が美味しいです。

トウモロコシの品種選び

普通に食べる品種からポップコーンに適している品種や飼料用の品種まで沢山あります。

スイートコーン

普通に家庭菜園で栽培するならスイートコーンの中から選びます。そのスイートコーンの中でも大まかに三種類に分かれています。

ゴールデンコーン(黄粒腫)

実が全部黄色い品種です。

・ゴールドラッシュ・おひさまコーンなどが有名どころではないでしょうか。

シルバーコーン(白粒腫)

小粒ですが甘みがあって、皮も柔らかいです。そのまま食べても美味しいですし、サラダにも向いているそうです。

・ピュアホワイト・バニラッシュ・ホワイトレディーなどがあります。

バイカラーコーン(黄白混)

黄色と白が三対一位の割合で入っているトウモロコシで、日本で一番多く栽培されているそうです。

・ハニーバンダム・ピーターコーン・甘々娘・ゆめのコーンなどがあります。

今回栽培したのはピーターコーンの早生腫でした。

とうもろこし栽培方法

う〜ん焼きもろこしも最高ですね。ちょっとお醤油をたらして焼けば香ばしい匂いとともに食欲をそそります。

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