私が機械を使って除雪を始めたのは中学生の頃だったと思います。
その当時は稲刈り機を改造し、先端に除雪ブレードを装着したものを親父が作ってくれたのでそれを使っていました。
トラクターを動かすようになったのは自動車の免許を取ってから。18歳の頃からです。
進化しない除雪方法
あれから25年位経過しているのですが、今でも雪を道の端っこに寄せるか飛ばすしかないわけです。除雪って基本的に進化していないですよね。
雪をあっと言う間に溶かしてしまう装置、または蒸発させてしまう装置が作れないものだろうか。
今シーズンもトラクターで除雪をしながらこんな装置を空想していました。
進化した除雪機三つの案
しばらくの間、わたしの空想にお付き合いください。
完成したら儲かるかもしれません(笑)
第一案 熱湯除雪機
車に積んだ大きなボイラーでタンクの中のお湯を湧かして熱湯をかけながら進む。
良い点
……?
悪い点
・灯油代が…。
・大雪だと熱湯をかけても溶かしきれないかもしれない。
・溶けた雪が時間が経つと凍る。滑ってかえって迷惑。
・水の補給はどうする?
だめだコリャ。これは廃案です。
第二案 お鍋除雪機
トラックにやたら大きな鍋を積んでボイラーであぶる。前進しながらベルコンで雪をお鍋に取り込み溶かして捨てる。
良い点
・水の補給が要らない。これはいい。
悪い点
・灯油代が…。
・大雪の時は溶かしきれないかも。
・捨てたお湯は凍ってツルツル?やたら迷惑。
第一案がダメで空想した第二案ですが、バカバカしい装置だし、格好悪いから廃案です。
第三案 電磁波照射型除雪機
強力な電磁波を照射して蒸発させる。(つまり超強力な電子レンジ!)
良い点
・蒸発してしまうから何も残らない。「理想的!」
悪い点
・強力な電磁波を発生させるための電力は?小型原子炉?怖いなあ。放射能漏れが心配。
・強力な電磁波発生装置を運転するなんて身体に悪そう。しかも背中に原子炉!二重の不安です。
・事故を起こしたらどうなる?
こちらの装置は作るのにお金がいくら必要なのか?見当もつかなくて廃案です。
う~ん。何か他の案はないものか。
未来の除雪機のまとめ
三案ともに25年位前から空想している未来の除雪機なのですが、どれもバカバカしい装置なので実現しないでしょう。
では、あと25年経ったら除雪の方法も進化しているのでしょうか?
これからの時代は自立走行が出来そうです。
自分はコタツに当たりながら携帯端末から指示を出すだけで除雪完了。
雪を寄せたり飛ばしたりっていう事は進化はしないけど、運転は機械がやってくれる時代はやってきそうな気がします。期待しましょう。
私がお世話になっている除雪機ネットさんのホームページです。年間1000台売るというのでさすがに詳しいです。パーツや用品も充実しています。
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