発泡スチロールで作る飛行機

食品トレイ飛行機A-10サンダーボルト

今回は良く飛ぶ飛行機を食品トレイで作ってみましょう。友達と一緒に作って飛ばし比べをするのが面白いですよ。

楽しく遊びながら、どうして飛行機が右に曲がったり左に曲がったりするのかがわかる様になると思います。

まずは動画でご覧ください。

動画で触れてないこともありますのでページは後でお読みください。型紙も途中にありますので使ってください。

準備:必要な材料と道具

なるべく家にあるものを使って作ります。食品トレーはお母さんにお願いして取っておいてもらいましょう。

また、スーパーでお願いして回収箱からもらって来ても良いでしょう。

1・食品トレイを集めよう。

まず真っ先に用意するのは食品トレイです。

なるべく底が平らになっているものを選んでください。大きなものがあれば一番良いのですが、無ければたくさん集めて使える場所を使いましょう。
食品トレイ飛行機A-10サンダーボルト

2・道具は家にあるもので大丈夫。

使う道具はマジックインキ、定規、カッター、消しゴム、鉛筆、セロテープ、輪ゴム、割り箸、クリップ、ラジオペンチ、カッターマット、厚紙です。

食品トレイ飛行機A-10サンダーボルト

3・接着剤に注意。

そして大事なのが接着剤です。普通の物だと食品トレイが溶けてしまってダメなので必ず発泡スチロール用を用意してください。

食品トレイ飛行機A-10サンダーボルト

私がいつも使うのはセメダインの発泡スチロール用接着剤です。近所のホームセンターに無ければ通販で売っています。

作成する機体を選ぶ

今回作るのはA-10サンダーボルトⅡという飛行機です。

インターネットでA-10 三面図で検索するか、ウィキペディアでA-10で検索して三面図を手に入れましょう。

食品トレイ飛行機A-10サンダーボルト
三面図はウイキペディアより
型紙作り

三面図を元に起こした型紙です。なるべく作りやすいように複雑な形はなるべく省略しています。

食品トレイ飛行機A-10サンダーボルト

今回はとりあえずこの型紙をデスクトップへドラッグしてからプリンターで印刷してください。

A4のコピー用紙に印刷して厚紙に貼るか、直接厚紙に印刷してください。

食品トレイ飛行機型紙印刷
プリンターで型紙を印刷

A4の紙いっぱいに印刷してしまうと大きな食品トレイが必要になってしまいますので、75%~80%位に縮小して使ってください。

大きな食品トレイが手に入ったら縮小しなくてもいいですよ。すると大きな飛行機を作ることが出来ます。

型紙の切り出し

怪我しない様に気をつけて行ってください。

型紙が印刷出来たら定規とカッターを使って切り出してください。

※型紙を作ると、同じ飛行機を沢山作ることが出来ますから、ぜひ作っておきましょう。

食品トレイ飛行機A-10サンダーボルト

 

ずれない様に型取り

切り出した型紙を元に、マジックで型をとります。食品トレイの平らな部分を使うようにしましょう。

食品トレイ飛行機A-10

1番2番3番6番のパーツは2組必要になります。

パーツの切り出し

型取が終わったらパーツの切り出しです。定規とカッターを使って切り出してください。

A-10切り出し

手を怪我しないように慎重に行いましょう。

点線の部分は切り離してはいけません。

ポイント:斜め切り

主翼や水平尾翼は翼の先を斜めに切り出してみましょう。難しければ真っ直ぐでも大丈夫です。

A-10翼の切り出し先端斜めに

切り込み作り:可動部の確保

主翼と水平尾翼と垂直尾翼に切れ目を入れます。ここは調整のために動くようにしておきます。切れ目が入ったら点線の部分をカッターの刃の裏か、ボールペンで軽くスジをつけておきましょう。

A-10垂直尾翼可動部作り

接着剤を使って組み立て

まずは1番の機首から組み立てましょう。両方に接着剤をよく塗ってから5分位待ってから貼り合わせます。

食品トレイ飛行機A-10

貼り合わせたらセロテープの台とか雑誌なんかで重石をしておきます。5分位したらズレが無いか確認してください。

次は2番の胴体です。同じように貼り合わせて重石をしておきましょう。

4番の主翼のつなぎに左右の主翼を接着します。こちらも接着剤をしっかり塗って貼り合わせてから重石をしておきます。

A-104番に左右主翼を接着

最初に貼り合わせた1番の機首に3番の機種を貼り合わせ、しばらく重石をして固まるのを待ちましょう。

A-10機首部分の接着

時々ズレていないか確認してください。だいたい1時間くらいは置いておきましょう。

ある程度固まったら機首と胴体をつなぎます。

食品トレイ飛行機

接着剤を良く塗ってから合体させましょう。洗濯バサミで挟んでおいても良いです。

食品トレイ飛行機

たまに曲がっていないか確認してください。曲がったままくっついてしまうと飛行機が真っ直ぐ飛ばなくなってしまうので気をつけてください。

※最低でも1時間位はこのまま置いて接着剤が固まるのを待ちましょう。

充分に固まったらカッターと定規で形を整えます。角を丸くしたり、操縦席のキャノピーの部分を丸く削ってカッコよくしましょう。

形が整ったら主翼を取り付けます。三面図を見るとだいたい機体の真ん中位に付いていますので、真ん中かちょっと前にずらして取り付けます。

食品トレイ飛行機

接着剤をよく塗って5分くらい置いてから貼り付けてください。

水平尾翼の横に垂直尾翼を貼り付けてから水平尾翼を胴体の尻尾に貼り付けます。目で見て曲がっていなければ大丈夫でしょう。

食品トレイ飛行機

飛行機のバランスチェック

主翼の真ん中あたりに指を立てて前後のバランスを見ます。前に転んでしまう様なら頭が重すぎるので主翼の位値を少し前にずらしましょう。

食品トレイ飛行機A-10サンダーボルト

前が軽いようなら翼を少し後ろにズラすか、前に重りを付けてバランスをとります。重りはクリップを使うと良いでしょう。

だいぶカッコよくなりました。早く飛ばしてみたい気持ちは抑えて接着剤が固くなるまで待ちましょう。

カラーマジックで色を塗りましょう。

1時間くらいすれば接着剤が固くなりますので色を塗ってみましょう。

キャノピーは青、機体は迷彩色にしてみました。

食品トレイ飛行機A-10サンダーボルト

こんな感じに仕上がりました。これが飛ぶんですよ!なんだか楽しそうですね。

カタパルトと発進フックの作成

割り箸に輪ゴムを巻きつけてセロテープで止めます。輪ゴムは2本つなげてください。

割り箸の先に輪ゴムを巻きつけカタパルト

クリップを切って発進フックを作ります。機首の下に差し込んでからセロテープで固定してください。

クリップを曲げて発進フックに

※余ったクリップは重りとして使いますので捨てないで取っておきましょう

もう一機作りました。

※色を塗った飛行機だと説明の時わかりにくいかなと思ったのと、飛んでいる姿を動画にする時に良く見えないので急いでもう一機作りました。

こんな時も型紙があると楽ですね。

食品トレイ飛行機A-10サンダーボルト

 

飛行機の各部の名前を覚えよう。

食品トレイ飛行機A-10サンダーボルト
写真はウイキペディアより
機首

飛行機の頭の方のことをいいます。操縦席はコクピットといい、透明なカバーのことをキャノピーといいます。

A-10各部の名称

主翼とエルロン

大きな翼を主翼といい、両端にあるのがエルロンといいます。エルロンは飛行機を回転させたり、回転を抑えるために使います。補助翼(補助翼)ともいいます。

A-10各部の名称

水平尾翼

後ろの小さい翼は水平尾翼といい、動く部分をエレベーターといいます。エレベーターは飛行機を上に向かせたり下に向かせるために使います。昇降舵(しょうこうだ)とも言います。

A-10各部の名称

垂直尾翼

後ろの方で真っ直ぐ立っているのが垂直尾翼です。垂直尾翼の動く部分をラダーといいます。飛行機が右に行ったり左に行ったりする時にここを動かします。方向舵(ほうこうだ)ともいいます。

A-10各部の名称

エンジン

丸いのがエンジンです。飛行機を飛ばすための力を出す場所です。今回の型紙にはありませんでしたが、雰囲気を出すために紙を丸めて作ってみました。

A-10各部の名称

 

調整しながら飛ばしましょう。

切り出すときに作ったラダー・エレベーター・エルロンを動かして調整します。

機首から突っ込んでしまうとき

飛ばした時、頭から落ちてしまう時は水平尾翼のエレベーターを持ち上げてください。すると機首を持ち上げる力が働きます。

食品トレイ飛行機A-10サンダーボルト

機首が上を向いてしまうとき

頭が上を向いてしまって遠くに飛ばない時は機首が軽いのかもしれません。先ほど余ったクリップを機首に差し込んで頭を重くしてみましょう。

エレベーターを下に向けてもOKです。重りを付けたりエレベーターを調整しながら良い位置を探します。

左右に曲がってしまうとき

右に曲がってしまう時はラダーを左に向けます。すると右に曲がろうとする力を打ち消して真っ直ぐ飛ぶ様になります。左に曲がるときは反対に調整しましょう。

食品トレイ飛行機ラダー

左右にねじれてしまうとき

右にねじれてしまう時は右のエルロンを少し下げて左のエルロンを少し持ち上げてください。左にねじれるときは反対に調整しましょう。

食品トレイ飛行機A-10サンダーボルト

少しづつ調整しながらなるべく真っ直ぐ飛ぶ位置を探しましょう。

カタパルトで発進。

ゴムの力を使って軽く発進させてみましょう。

食品トレイ飛行機A-10サンダーボルト

カタパルトに発進フックを引っ掛けて軽く飛ばしてみます。

最初っから思いっきり引っ張ってはいけません。

軽く飛ばしながらエレベーターやラダーやエルロンを少しづつ動かして良く飛ぶ様に調整しましょう。

食品トレイ飛行機作りのまとめ

軽くて案外強い素材なので、飛行機の材料にはもってこいです。

次は自分が気に入った飛行機の三面図を元に型紙を作り、カッコイイ自分だけの飛行機を作ってみてはいかがでしょう。

例えばF-15イーグルやF-16ファイティングファルコンなどはカッコイイ飛行機が出来ると思います。

晴れた日に公園の高い場所へ行って思いっきり飛ばして、うまく上昇気流に乗っかれば遠くまで飛んで行きそうです。

夏休みの自由研究として、作り方や調整の仕方などをまとめても面白いと思います。

飛ばすときは人にぶつけないように気をつけて飛ばしてくださいね。

食品トレイで作る場合、接着剤は発布スチロール用を使ってください。

追記:よく飛ぶ紙飛行機集のススメ

私が子供の頃作っていたのはケント紙で作る飛行機です。二宮康明さんの「よく飛ぶ紙飛行機集」という本を買って、型紙を切ってケント紙に型取りして作っていました。もちろん本から切り出してそのまま組み立ててしまっても良いです。

最新の本は戦闘機や飛行艇まであるので楽しいです。この中から型紙をとって食品トレーで作っても良いと思います。

紙飛行機の場合接着剤はセメダインCです。換気を良くして使いましょう。