ミラジーノのカーオーディオを交換

今回はL710sを題材に交換手順を紹介しましょう。

交換後は純正品とは別物の音に驚く事でしょう。

カスタムカー

ページの最後に動画もありますのでご覧ください。

カーオーディオが壊れた

純正品が故障したって話をよく聞きます。

・CDが出てこない。

・入れても出て来ちゃう。

・全く音が出なくなっちゃった!

など色々です。長年使うと仕方ないですね。どうせならこれを機会にカロッツェリアに取り替えてしまいましょう。

きっと純正品とは別物の音にビックリするでしょう。

カーオーディオの交換に必要なもの

ヘッドユニットDEH-6500(本体)

交換用ドアスピーカーTS-F1640

配線キット(トヨタ・ダイハツ車用)

蓋つき小物入れ

※配線キットは車のメーカーごとに違いますので気をつけましょう。

※このタイプのジーノにカーナビを付ける場合は2DINサイズ(幅180mm)の物を選んでください。ワイドサイズ(幅200mm)は入りません。

※iPhone用ケーブルも購入しましたが、付属のものは車内の熱に弱いので車載用のものを買ったほうが長持ちします。

ちなみに2DINサイズのカーオーディオ(AV)のオススメはこちらです。自分のシエンタにはFH-6200DVDを取り付けたましたが、とても良かったです。バックカメラもつなげます。

今は新型になっています。

カーAV FH-6500DVD

※他の車種の場合ですが、取り付けスペースがワイド2DIN(幅200mm)だった場合は幅200mmのカーAVまたはナビを選んでください。

ワイドサイズの穴に横幅180mmの物を付ける場合は、別途スペーサーが必要になります。(両脇に隙間が空いてしまいます。)

物差しを当てて確認してみてください。

サイドスペーサーと配線キットがセットになっている商品です。

※2DIN又はワイド2DINサイズのカーAVまたはナビを付ける場合、小物入れは付ける事が出来ません。

交換手順

では作業開始といきましょう。

今回交換を行うのは私の息子なのですが、初めての交換作業なので教えながら行いました。

必要な道具

大した道具は必要ありません。ドライバーセットと、パネルを傷つけないように外すために樹脂製のヘラ。これくらいの工具があれば出来てしまいます。

ドライバーセット

ヘッドユニットの交換

1・まずはオーディオパネルを外します。

カロッツェリア

2・ 樹脂製のヘラを隙間に差し込んでパネルをゆっくり引っ張れば外れます。車種によってはビス止めしてある場合もありますから周りを確認して、ビスを外してから外しましょう。

3・パネルが外れたらシガライター用の電源ケーブルを外します。

4・本体を外します。○の部分のネジ4本をドライバーを使って外します。全部外して本体を手前に引き出します。

純正カーオーディオ

5・背面の配線を全部外してから取り付け金具を外してください。

カーオーディオ裏面

6・新しいカーオーディオに、先ほど外した取り付け金具を取り付けます。

ネジが長すぎると内部を痛めてしまうので必ず新しいカーオーディオに付属のネジを使いましょう。

カーオーディオ

7・最初は緩く仮止めしてから下の段に小物入れを取り付けます。位置が決まったら本締めします。

8・ここで元の場所にはめてみましょう。思ったよりヘッドユニットが前に出てしまうようなら穴の位置を変えてみましょう。

9・ここまで出来たらカーオーディオは一旦助手席にでも置いておいて、配線キットを用意してください。車側の配線にキットをカチッとはめます。

配線キット10・ヘッドユニットに付属のケーブルを接続します。カーオーディオ配線接続

11・バックアップ電源 アクセサリー電源 スピーカーケーブル アンテナ用電源を接続します。同じ色同士を合わせて接続してください。

ちなみにバックアップ用電源はキーのON、OFFに関係なくバッテリーから常時提供されている電源で、カーオーディオ本体が設定を覚えておくために必要です。

アクセサリー電源はキーと連動する電源で、キーをアクセサリー位置にするか、エンジンをかけるとカーオーディオの電源が入ります。

ここで忘れてはいけないのがアンテナ用電源(青)。これをつなぎ忘れるとラジオのアンテナブースターに電源が供給されないため、感度が悪くなってしまいますので注意です。

12・最後にアンテナ線を差し込んでからカーオーディオを戻します。この時、配線が邪魔にならない様に奥へまとめて押し込んでください。アース線(黒)は出しておきます。

カロッツェリア

13・上手くはまったらネジを締めます。ネジの一本にアース線を挟んでおいてください。

カロッツェリア

14・オーディオパネルを押し込んで戻して完了です。

ドアスピーカーの交換

1・ドアの内装のビス2本を外します。ドアノブの所と取っ手のところにあります。

ドアスピーカー

2・ドアミラーの三角形のカバーを外します。このカバーもはまっているだけですので手前に引っ張れば外れます。

3・ドアロックのボッチをクルクル回して外します。

4・内装パネルの下側から引っ張って、はがす様にしてゆっくり引っ張ります。はがれたら少し上に持ち上げると、ドアからそっくり外れてしまいます。

ドアスピーカー

5・内装が外れたらパワーウインドウの配線を外してください。

6・これでスピーカーが丸見えになります。スピーカーを止めているビスを外して手前に引っ張るとゴロっと出てきます。ケーブルを外します。

7・ちなみに純正のものとカロッツェリアのスピーカーです。純正の物もパイオニア製でしたが、新しい物の方が断然良い音がしそうですね。

重さを比べたところ純正スピーカー500g 新しいスピーカーは600g。期待しちゃいますね。

カロッツェリア

8・付属しているスポンジゴムをスピーカーに貼り付け、配線を取り付けます。配線カプラーの形が違う場合はアダプターが付いていますので、間にはめてからドアに取り付けてください。

9・内装パネルを外した時と反対の手順で取り付ければ交換完了です。

音質の調整例

車の中ってエンジン音やら走行音で雑音だらけです。かき消されてしまう低音部を中心に持ち上げて調整してみましょう。

1・イコライザーを出してフラットから好みのセットに変更してください。SuperBassにして低音部を強調しました。

カロッツェリア

2・次にラウドネスを好みの強さにセットします。これだけでも音質がグッと良くなります。

カロッツェリア

※細かな調整の方法は取説を読んでください。

カーオーディオの交換まとめ

私は新車を買う時には何も付けずに買う事にしています。後でカロッツェリアのヘッドユニットとスピーカーを取り付けた方が絶対に良い音がするからです。

カーオーディオの音が良いと、いつもの通勤・通学時間がすごく楽しい時間に変わります。純正品が壊れていなくても交換する価値はあると思うので友達にも勧めています。

さて、息子にとっては初めての交換だったので教えながらの作業でしたが、2時間位で終わりました。良い経験になった事でしょう。

カーオーディオの交換に必要な物は次の通りです。

ヘッドユニットDEH-6500(本体)

交換用ドアスピーカーTS-F1640

配線キット(トヨタ・ダイハツ車用)

蓋つき小物入れ

※配線キットは車のメーカーごとに違いますので気をつけましょう。

※カーオーディオとパネルが一体型になっている車種があります。その場合はパネルを別途購入する必要がありますので注意が必要です。

カーオーディオの交換はパネルの形状に注意  の記事を御覧ください。

✔︎ スピーカーのデッドニングという方法があります。今回は行いませんでしたが、防振と音漏れ防止を行い音質を向上させるものです。

✔︎ 新型シエンタにカーAVのFH6200DVDを取り付ける方法はこちらからご覧ください。ジーノにも取り付け可能です。

カーAVを取り付ける方法:シエンタ編

車のこといろいろ。

車のあれこれをまとめたページ

最後に動画バージョンをYouTubeにアップしてありますのでご覧ください。